気仙沼の鹿折地区は、気仙沼湾の一番奥の所だ。
かつては、水産加工の工場も並んでいたが、津波に破壊された後に火災が発生し、焼失した物も多い。
2011年12月、所々に船が乗りあがったままになっている。
この辺りは、空き地になっている所が多い。
南町界隈の商店街も、津波で2階まで浸水した跡がある。
流された家や、階下が破壊された家が多い。
男山酒造の建物は、階下が潰れて上部が地面に着いて残っている。
震災直後は、道も破壊された建物の破片で埋め尽くされたが、数ヶ月で道は片付き、秋ごろには仮設の商店街が出来ている。
震災から1年が過ぎたが、昨年暮ころから、ようやく損壊して残っている建物の解体に入っている。
片付け、解体して更地にするのに1年以上かかる。
そこから新たな町割をし、やっと本格的な再建に動き出す。