ふくらく通信

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白松が最中本舗の「酣」(仙台市) :2008年05月10日の食べ歩記

2013-10-12 18:40:47 | 食べ歩記

「酣(たけなわ)」とは、物事の一番の盛り、真っ最中のこと。
「最中」という字を見ると、菓子の「最中(もなか)」が思い浮かぶ。

まあるい最中は、最中の月に形が似ているからその名が付いた、という説もある。
もなかの月とは、十五夜の満月のことだ。
「最中」も「酣」も、その字は物事の真っ盛りを示している。

実は、酣という名前をもらった、お菓子があるのだ。

白松がモナカ本舗で、この春(2008年)に新発売した、日本酒入りカステラ。これが、なかなか美味しい。
宮城の名酒、一ノ蔵の大和伝が入った、芳醇なカステラだ。大人が食べて和む、気の利いたお菓子である。

いい名前をつけたものだ。
日本酒にちなみつつ、モナカのお店だけに、真っ盛りの意味が含まれた文字。
「酣」とは、洒落ている。

ひとつ、ご注意を。
お酒がしっかり含まれ、酒分が2.5%くらいあるので、運転前の食は駄目。未成年や妊娠中の方も控えるように。

※追記:もちろん今も、白松さんで販売されています。



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