あの時を超えろ
これはアニメはじめの一歩の第73話のタイトルです。
ふくたまは今の会社が二社目になります。
一社目(A社)は新卒で入社し、ちょうど4年間勤めました。
二社目はIT業界ですが、一社目は製造業でした。
製造業といっても役割は社内SEだったので、今と同じようにプログラミングも行っていました。
A社にいた四年間、自分で言うのもなんですが、一生懸命、真面目に務めていたと思います。
A社を辞めた時のことは、かた時も忘れたことはありません。
入社三年目の途中から自社の基幹システムを総入れ替えするという、非常に大きな案件の
サブリーダーを任されていました。
入社三年目というと私はまだ24歳。
当時の私はサブリーダーというポジションに非常に大きなプレッシャーを感じていました。
迫りくるカットオーバー、数億という規模の費用、もし失敗したら…。
そんな不安に毎日さいなまれ過ごしていました。
入社四年目の終わりごろ、3月末にようやく新システム稼働が目前になりました。
でも、新システムが稼働しても、問題が起こることは目に見えていました。
忘れもしないあの日。
3月30日
その日の朝、私はいつものように電車に乗り込みました。
でも、それは会社に行く方向とは逆の電車…。
私は全てを放棄し逃げてしまったのです。
そして二度と会社に出社することはありませんでした…。
私が辞めたA社は歴史があり非常に安定した優良企業でした。
A社には本当に魅力がありました。
大学時代の就職活動で優良企業から内定をもらえた。優良企業を引き当てた。
A社を辞めた今でもそれは私の誇りです。
目の前の壁から逃げ出し、五月に東京から福岡の実家に帰ってきました。
三か月間の求職期間を経て、8月1日に今の会社(B社)に入社しました。
入社してしばらくして襲ってきたのは、
何であんな優良企業A社を辞めたんだろう…、
もう入ろうと思ってもあんないい企業に入社することはできない…
という後悔の念でした。
そしてその後
何であの時逃げ出したのだろう…
何でもっとうまく立ち回ってしっかりとした新システムを構築することができなかったのだろう…
という自責の念が襲ってきました。
B社に入社して半年間ずっと後悔ばかりしていました。
そしてたどり着いた答えは…、
逃げ出した先に幸せはない
というものでした。
この答えを導き出した瞬間、私を取り巻く後悔の念、自責の念が完全に姿を消しました。
私が好きな漫画ベルセルクの話ですが、
少女ジルは目の前のことが嫌になり、主人公ガッツに
「私を連れて行って!」とお願いします。
ガッツが返した答えは
「逃げ出した先に楽園なんてありゃしねぇのさ
辿り着いた先 そこにあるのはやっぱり戦場だけだ…」
この話は大学生の時から何度も何度も読んでいました。
社会人5年目にしてようやくその意味を理解することできました。
私はこのブログでよく、
「壁を乗り越える」とか、「絶対に逃げ出さない」
というフレーズを書いています。
それは今回書いた苦い過去の経験からくるものです。
また私は過去の失敗と真摯に向き合うことを大事にしています。
それはこの時のように、そうすれば自身の財産となるような
発見をする時があるからに他なりません。
もちろん身体や精神を壊してまでやり続ける必要はないです。
そんな時は逃げ出しましょう。
ただ、「楽になりたいから」とか「自分には荷が重いから」といった理由で
逃げ出した時、そんな時はきっと後悔しか残らないでしょう。
もう二度とあの時の絶望感は味わいたくない
そんな思いを毎日持って仕事をしています。
もしこのブログを読んでいただいている方の中で、壁にぶつかってしんどい思いをしている
人がいたら、「逃げ出した先に幸せはない」という言葉を少し思い出していただけないでしょうか。
しんどい思いをして四苦八苦している状況、そんな状況におちいった時こそ人は成長しているのです。
逆に言うと四苦八苦している状況でなければ、真の成長は望めないというのが私の考えです。
3月30日、逃げ出したあの時、あの時の自分、その時の自分を超えたい。
あの時を超えろ
これはアニメはじめの一歩の第73話のタイトルです。
ふくたまは今の会社が二社目になります。
一社目(A社)は新卒で入社し、ちょうど4年間勤めました。
二社目はIT業界ですが、一社目は製造業でした。
製造業といっても役割は社内SEだったので、今と同じようにプログラミングも行っていました。
A社にいた四年間、自分で言うのもなんですが、一生懸命、真面目に務めていたと思います。
A社を辞めた時のことは、かた時も忘れたことはありません。
入社三年目の途中から自社の基幹システムを総入れ替えするという、非常に大きな案件の
サブリーダーを任されていました。
入社三年目というと私はまだ24歳。
当時の私はサブリーダーというポジションに非常に大きなプレッシャーを感じていました。
迫りくるカットオーバー、数億という規模の費用、もし失敗したら…。
そんな不安に毎日さいなまれ過ごしていました。
入社四年目の終わりごろ、3月末にようやく新システム稼働が目前になりました。
でも、新システムが稼働しても、問題が起こることは目に見えていました。
忘れもしないあの日。
3月30日
その日の朝、私はいつものように電車に乗り込みました。
でも、それは会社に行く方向とは逆の電車…。
私は全てを放棄し逃げてしまったのです。
そして二度と会社に出社することはありませんでした…。
私が辞めたA社は歴史があり非常に安定した優良企業でした。
A社には本当に魅力がありました。
大学時代の就職活動で優良企業から内定をもらえた。優良企業を引き当てた。
A社を辞めた今でもそれは私の誇りです。
目の前の壁から逃げ出し、五月に東京から福岡の実家に帰ってきました。
三か月間の求職期間を経て、8月1日に今の会社(B社)に入社しました。
入社してしばらくして襲ってきたのは、
何であんな優良企業A社を辞めたんだろう…、
もう入ろうと思ってもあんないい企業に入社することはできない…
という後悔の念でした。
そしてその後
何であの時逃げ出したのだろう…
何でもっとうまく立ち回ってしっかりとした新システムを構築することができなかったのだろう…
という自責の念が襲ってきました。
B社に入社して半年間ずっと後悔ばかりしていました。
そしてたどり着いた答えは…、
逃げ出した先に幸せはない
というものでした。
この答えを導き出した瞬間、私を取り巻く後悔の念、自責の念が完全に姿を消しました。
私が好きな漫画ベルセルクの話ですが、
少女ジルは目の前のことが嫌になり、主人公ガッツに
「私を連れて行って!」とお願いします。
ガッツが返した答えは
「逃げ出した先に楽園なんてありゃしねぇのさ
辿り着いた先 そこにあるのはやっぱり戦場だけだ…」
この話は大学生の時から何度も何度も読んでいました。
社会人5年目にしてようやくその意味を理解することできました。
私はこのブログでよく、
「壁を乗り越える」とか、「絶対に逃げ出さない」
というフレーズを書いています。
それは今回書いた苦い過去の経験からくるものです。
また私は過去の失敗と真摯に向き合うことを大事にしています。
それはこの時のように、そうすれば自身の財産となるような
発見をする時があるからに他なりません。
もちろん身体や精神を壊してまでやり続ける必要はないです。
そんな時は逃げ出しましょう。
ただ、「楽になりたいから」とか「自分には荷が重いから」といった理由で
逃げ出した時、そんな時はきっと後悔しか残らないでしょう。
もう二度とあの時の絶望感は味わいたくない
そんな思いを毎日持って仕事をしています。
もしこのブログを読んでいただいている方の中で、壁にぶつかってしんどい思いをしている
人がいたら、「逃げ出した先に幸せはない」という言葉を少し思い出していただけないでしょうか。
しんどい思いをして四苦八苦している状況、そんな状況におちいった時こそ人は成長しているのです。
逆に言うと四苦八苦している状況でなければ、真の成長は望めないというのが私の考えです。
3月30日、逃げ出したあの時、あの時の自分、その時の自分を超えたい。
あの時を超えろ