心配ないさ~

ふくたまの日常生活のつぶやき

ライオンキング福岡 平成20年7月6日(日)マチネ

2008年07月06日 22時13分31秒 | 劇団四季
平成20年7月6日(日)
ライオンキング in 福岡シティ劇場 13:00~

【本日のキャスト】
ラフィキ…鄭 雅美
ムファサ…内海 雅智
ザズ…岡崎 克哉
スカー…野中 万寿夫
ヤング・シンバ…川原 一輝
ヤング・ナラ…保坂 朱乃
シェンジ…松本 昌子
バンザイ…本城 裕二
エド…キム リュンホ
ティモン…江上 健二
プンバァ…荒木 勝
シンバ…飯村 和也
ナラ…熊本 亜紀
サラビ…渡邉 万希子

行ってきました、先週に続いて福岡ライオンキング。

今日は12時15分に開場。
開場時間がどんどん早くなっているような…。
いや、むしろ喜ばしいことなんですが

子役は予想通りの流れで、
ヤング・シンバ…川原 一輝
ヤング・ナラ…保坂 朱乃

川原くんは初見です。
これでヤングは男女ともに、すべての子を観たことになります。
川原くん楽しみ~

【サークル・オブ・ライフ】
幕が開き、ラフィキの
「ナァ~~、ツィゴンニャ~~」
で、ライオンキングスタート。

2階下手バルコニーから、赤レイヨウ阿川さんの響きある声。
今日はいつもより更に、伸びがあったように感じました。

キリンが二頭出てきたところで、
盛大な拍手が巻き起こりました

最近はこのタイミングで拍手が起こることが少なくなってたので、
個人的に残念でしたが、今日はいきなり大盛り上がりで、
とても嬉しかったです

通路を通る動物達にも、驚きの声と、拍手が降り注いでいました。

ザズが走り込んでくると、またまた盛大な拍手。
岡崎さんも拍手を浴びると嬉しいのではないでしょうか。
満面の笑みと、お辞儀を見せてくれました

「サークル・オブ・ライフ」というのは、我々客席の盛り上がり方次第で、
素晴らしいシーンが、更に素晴らしくなると感じさせられます。

【スカーの洞窟】
「俺には知恵がある、だが腕力はない、そう生まれついてるからな」
では、スカーの卑屈な性格がありありと表現されています。

「毛玉ヤロー」はいつ聞いても面白いです
プリンスに向かってなんてことを

【父とのプライドランド/モーニングリポート】
草の後ろから、ムファサに続いて小さな影が。

ついに川原くんが目の前に登場!

まず、
「小さい
たぶん、小学4年生だと思いますが、これ程小さいとは。
ちょっと驚いてしまいました。
こんなに小さくて、大丈夫なのか?不安な気持ちを抱いたのが、
一目見た正直な印象でした。

そして、
「僕達はどこへいくの」
な、なにぃ。めちゃくちゃ、歯切れのいい喋り方、なにより、

声がとても透き通ってて聴こえやすい

不安は一気に吹き飛びました。これは先輩ヤング達に負けていないぞ。
セリフのよさは天性のものを感じました。

ザズを驚かして、ソロパートスタート。
歌声は中々。何より声がかわいいです。
きっちりと側転をきめ、ダンスは身体がまだまだ未発達ながら、
他のヤング達と同じような振りを懸命に踊っていました。

まだまだ踊りきれていないといった感じでしたが、
身体が成長し、少し筋肉がついてくれば、きっと大丈夫でしょう。

【スカーの罠】
野中さんスカー、
「お前には分かるまい」と
言った後のにらみが、今日も怖かったです

「あ~、しまったぁ、お喋りが過ぎた」と、わざとらしい演技を
観せてくれます。
本当に白々しいわい!って、つっこみを入れたくなります。

ひざに乗せた後、ポーンとシンバの身体が浮くほど、放り投げています。

このシーンだけ、シンバの存在を心から疎ましく思っているというのが、
とても伝わってきます。

今日は、
「甥は僕一人しかいないじゃない」
で笑いが。
やっぱり、そこは笑うポイントなんですね。

【メスライオンの狩り】
今日気づいたのですが、ガゼルを狩り終わった後に、
メスライオンのダンサーの方々は、二幕の「お前こそっ!」の時に
一斉に踊る足上げダンスをしていました。
私、このダンス好きなんですぅ~
きっと、同じダンサー枠の方々が演じているのかなぁ。

さて、川原くんシンバが保坂ちゃんナラの手を引っ張ります。

以前放送されたライオンキング特番で、練習の時に
川原くんはナラの手を強く引っ張りすぎて、
「シンバはナラをデートに誘ってるんだよ。
そんなに強く引っ張っちゃダメじゃない。」と
子役担当の方に注意され泣いていました。

それを観たので、川原くん大丈夫なのか~!と、
とても心配していましたが、ナラの手を優しく引いて
エスコートしていました。
そうそう、女性には優しく!が大事ですね

【早く王様になりたい】
ここはシンバとナラの見せ場の一つです。

保坂ちゃん、今日もニッコニコです。
切れるのではと思う程、ダチョウの紐をグイグイ引っ張って
いました。
保坂ちゃんは初めて観たときは、声がかなり小さかったのですが、
客席に響く力強く、かわいい声を発することができるように
なっています。
別人じゃないのか?と思える程、彼女は上手くなったと感じます。

シンバがザズのパペットを取り上げるシーンでは、
案の定というか、川原くんはパワーが足りずに、持ち上げるのに
かなりいっぱい、いっぱいといった感じでした。

ザズの首をダラーンとさせてしまいましたが、何とか立て直し、
キスが成功。
成功して良かったです。

【星のしずく】
今日もウツミンムファサ、聴かせてくれました。
今までの中で、一番良かったと思います。
特に「お前の中にーーーー♪」の、とても伸びがあり、力強い
歌声がいつも以上にグッドでした。

いつも思うのですが、歌を歌って、合間に結構長いセリフを喋って、
よくタイミングが合うなぁと感心してしまいます。
セリフを少しでもとちったら、歌が合わなくなりそうな気がします。
だから、焦って喋りそうなものですが、ウツミンムファサは丁寧に、
そして幼いシンバに届くように心を込めて喋ります。。

【ハクナ・マタタ】
舞台から出てくる植物(サボテン?)を、ポンポンっといじる
川原くんの姿がとても可愛かったです。

ヤング・シンバ退場のところで、盛大な拍手が
この場面で拍手が起こるのは、やっぱ子役ファンとしては
とても嬉しいです。

さて、大人になったシンバ登場。
「心配ないさ~♪」
おお!飯村シンバ、先週より声がしっかりと出ています。

この福岡の地で、飯村さん、どんどん成長していって
もらいたいです。

【再会/愛を感じて】
この「愛を感じて」という歌、最近では特にお気に入りです。
シンバとナラのハモり具合、そしてアンサンブルの方々の美しい歌声が
やみつきになってきています。
最後の方で、バレエの方々と、シンバ・ナラが同時に
クルクル回り出すところが大好きです
よくタイミングが合うなと、いつも感心してしまいます。
(今日はちょっとずれた)

でも、初めてライオンキング観たときには、この「愛を感じて」は度肝を
抜かれたなぁ。
だって、センターバレエと、空中遊泳のあの(以下略)。

【ムファサの亡霊/彼はお前の中に生きている】
「彼はお前の中に生きている」は、どこを観ていいのか
本当に分からなくなります。

激しいダンスを、一糸乱れず整然と、そして勢いよく踊る
「ダンサーアンサンブル」か、
シンバの復活を後ろから盛り立てる「シンガーアンサンブル」か、
過去の呪縛から解き放たれ雄たけびを上げる「シンバ」か、
シンバを導くという大役を果たし、喜びを爆発させる「ラフィキ」か。
うーん、舞台上に見所満載のこのシーン、やっぱ最高です

【その猿は】
「誰がスカートはいとんしゃーって?」では
いつものように会場中大ウケ。
「あのサルが、あいつのおいしゃんね?」の
ティモンのたたみかけも最高に面白いです
んなわけあるかい!って感じです。

【対決】
シンバがスカーに、ムファサの死について責められ、プライドロックを
後ずさりしながら登るシーン、
飯村さんは本当に罪悪感と後悔を感じているのが伝わってきます。
瀧川さんは、「僕は全然悪くないですよ」って感じで、
結構おもしろかったです。

【カーテンコール】
今日は「サークル」から盛り上がってたからみんなスタンディング
ではと思ってたら、やっぱりすぐに総立ちに。
みんな立ち上がるのがめちゃくちゃ早かったです。
やっぱり、オールスタンディングはいいですよね
今日は会場の熱気がいつも以上だったせいか、
いつもより多く幕が開いてくれました。
川原くん、この調子で一生懸命頑張れ
パワーが足りていないけど、無理に筋トレとかやるより、
一番光っているセリフ(声)をもっともっと磨いてほしいです。

コメントを投稿