ふくたまは漫画を読むのが大好きです。
お酒を飲みながら、好きな漫画を読むのを、至福の時間としています。
お気に入りの作品は、何十とあります。
その中で、1、2位を争う程大好きな作品が、『ダイの大冒険』です。
ダイの大冒険はドラゴンクエストの世界観の中、ゲームとは全く異なる
オリジナルストーリで物語が進行します。
コミックスは全37巻と、かなり長期に渡り連載された作品です。
連載が終わってから、もう10年以上経ちますが、今なお人気が高く、
続編が描かれるのを多くのファンが待ち望んでいるという、
漫画史に残る不朽の名作と言える作品だと思います。
人気の要因として、キャラクタの魅力が上げられます。
ダイ、ポップ、マァム、ヒュンケル、アバン、クロコダイン、ロン・ベルク、ノヴァ、…。
敵でありながら魅力的な、ハドラー、ハドラー親衛騎団、バラン、バーン、…。
と数え上げたらキリがない程です。
そして、このキャラクタ達が発する言葉が、とても心に響くのです。
今回は、ふくたまが個人的に気に入っていて、生活する中でいつも思い出し、
自分の心を奮い立たせているセリフを、少しだけ紹介させていただきたいと思います。
【1.おのれの立場を可愛がっている男に真の勝利などないっ!!!】
まずはハドラーさんの言葉。
(注:尊敬するあまり「さん」づけになっておりますが、あまり気にしないでください)
かつては魔族の王として、世界を席巻した彼。
時代は移り、大魔王バーンの配下になり、打倒勇者ダイを掲げ、ダイと幾度となく
死闘を繰り広げます。
しかし、何度も敗れ去る中で、彼は魔族の身体を捨て去り、後に戻ることが
できない超魔生物へと自身の身体を改造します。
超魔生物へと化し、初めてダイと相対した時に、おのれの決意を込めた熱いセリフが
「おのれの立場を可愛がっている男に真の勝利などない」です。
人は望むような結果や、立場、評価を手にした時、ついそれに満足して
足を止めたくなります。
ふくたまも多分に漏れずそうで、人から最高の評価を得られた時、
「自分はすごいんだ!」と思い、歩みを止めようとする傾向があります。
得られた結果に満足し、自己評価すること自体には全く問題はありません。
問題なのは、一時の成果、評価に満足して、それ以上の成長を望まなくなることです。
人からの評価は上がり下がりが激しく、特に下がるのはあっと言う間です。
だから、評価を上げ続けることを常に意識しておく必要があります。
自分の今の立場を可愛がっている人間は魅力が低下するものだと考えます。
おごらず、偉ぶらず、立場など関係なく頑張る人間は美しく、魅力的に映るものです。
そういう人間にこそ、真の成長、成果、勝利がもたらされると信じています。
最高の成果を出した時、人から高い評価を得た時、
「おのれの立場を可愛がっている男に真の勝利などない」
私は必ずこの言葉を思い出し、初心に帰るようにしています。
【2.負ける時は力のすべてを出しつくして思いっきり負けなさい
そうしないと絶対に今より強い自分にはなれませんよ】
これは、ヒュンケルが負けを覚悟し意識もうろうとする中、子供の頃に
師アバンに教えられた言葉を思い出し、立ち上がるきっかけとなった回想シーンです。
例えどんな絶望的な状況に陥った時も、失敗することが確定してしまっている状態であっても、
最後まで全力を尽くすことの大事さを、思い出させてくれる言葉です。
名古屋にいた二年間。はっきり言って、物事がうまくいったためしはありませんでした。
常に絶望を味わいながら、二年間を過ごしていました。
今の自分でも、当時の状況に置かれたら、うまくやっていける自信はありません。
とにかく酷い状況でした。
でも、そんな絶望の中でも、自分が持っている力をすべて出し切れば、
大きく成長できると信じて毎日必死で頑張っていました。
今、お客さんや、自社の上司達から、東京いる1年4ヶ月の間に飛躍的に
成長したとよく言われます。
それはきっと、名古屋での2年間、力のすべてを出しつくして、思いっきり
負けたからだと思います。
【3.自らの力で強くなろうとする気持ちが一片でもあったらなぁ…】
これは、少年誌史上最高のやられ役と言われた獣王クロコダイン(通称:おっさん)が、
いつも他人の力を頼りに、自分の手を汚さないザボエラが朽ち果てる時に、
憐れみを込めしみじみとつぶやくセリフ。(しかし、とどめをさしたのはこの人)
ある程度、メンバーをまとめる立場に就くと、メンバーを成長させるのが、
重要な仕事の一つになってきます。
メンバーが成長してくれれば、上の人間は楽になります。
困った時に自分を助けてくれる、心強い存在になっていきます。
メンバーの協力を求めるのはとても大事なことです。
ただ、上に立つ人間はチームで最も高い目線である必要があると思います。
メンバーに対して、明確な指針を示すことができるよう、常に自分を磨き続ける
必要があります。
自分を磨いていない人間に、あれこれ指示されたり、説教されたりしても、
メンバーは説得力がないと感じるでしょう。
メンバーを成長させるのが非常に大事な仕事であると同時に、
自分自身が成長するのも非常に重要なことだといつも思っています。
【4.敵のままであったとしても、おのれを高めることに生命を賭ける
尊敬すべき敵であったろうと、ワシは思うよ…】
ザボエラが朽ち果てる様子を見ながら、
「俺とて一番手でダイ達と闘っていなかったら、今頃どうなってたか分からん…」と
かつては、正義の使徒に敵対していたおっさ…、もとい、クロコダインが
つぶやく姿を見て、優しい言葉をかける老兵士バダック。
人は協力し合いながら成長していくのと同じように、競い合いながらも
成長していくものです。
競い合うには相手が必要です。
時にはその相手が「敵」となることもあるでしょう。
時には互いに憎むべき存在になることもあるでしょう。
しかし、全力を尽くすもの同士であれば、
互いが互いを尊重するなら、
正々堂々と闘うなら、
ひょっとしたら、自分の味方以上に心が通じ合える存在になるかもしれません。
そんな関係になった時、『MIX UP』、つまり
『互いが互いを高め合い、限界を限界でなくす』
そんな、最高のライバル同士になるでしょう。
【5.ボクはあの時はじめて知った 真の勇者とは自らよりもむしろ…
みんなに勇気を湧きおこさせてくれる者なんだと…】
100%勝てないと分かっている相手に対し、自分の生命を投げ打って
挑みかかろうとするノヴァ。
それを「無駄死にだ!」と言って止めようとするロン・ベルクに対し、
ノヴァが自分の思いを語るワンシーン。
何か物事に当たるとき、自分一人で立ち向かうこともありますが、
チームとして立ち向かうことも多いものです。
自分自身が奮い立ち、意を決して全力で立ち向かう。
その姿を見て、メンバーが奮い立ち、絶対に無理と思われるようなことでも
みんなで乗り越えていく。
そんな周りのみんなを照らし出す存在でありたいと、常に思い続けています。
【6.我が全身全霊 敗れたりっ!!!】
これはハドラーさんが、ダイとの最終決戦で、
ダイの新必殺技『ギガストラッシュ』を受け、敗れる時に発する言葉です。
「我が全身全霊 敗れたりっ!!!」
なんなんですか、これは…。
かっこよすぎでしょう。
自分が負けた時や、失敗した時、あれこれ言い訳をするのは、よくあることです。
人間誰しも、負けた事実や、失敗した自分の情けなさというのを、素直に認めたく
ないものです。
でも、この言葉を思い出すと、『負けの美学』というか、
潔く負けを認め、相手を讃えることの大事さを思い出させてくれます。
それは、相手に対して礼儀や、尊敬を表すことであり、
過去の自分と真摯に向き合うことでもあります。
そうすることにより、負けた自分をさらに成長させることができるものです。
負けや失敗を素直に認めようとしない、また、振り返らない人間は
成長の歩みが遅いものです。
「我が全身全霊 敗れたりっ!!!」
いや~、何度書いてもかっこいい言葉です。
と、ふくたまが気に入っている言葉を紹介させていただきました。
楽しく漫画を読む中で、意識していなくても、心に残るセリフというのは
人それぞれだと思います。
そんなセリフは、きっと読む人にとって今必要なこと、そして読む人にとって
何かしら指針を示してくれるものだと思っています。
お酒を飲みながら、好きな漫画を読むのを、至福の時間としています。
お気に入りの作品は、何十とあります。
その中で、1、2位を争う程大好きな作品が、『ダイの大冒険』です。
ダイの大冒険はドラゴンクエストの世界観の中、ゲームとは全く異なる
オリジナルストーリで物語が進行します。
コミックスは全37巻と、かなり長期に渡り連載された作品です。
連載が終わってから、もう10年以上経ちますが、今なお人気が高く、
続編が描かれるのを多くのファンが待ち望んでいるという、
漫画史に残る不朽の名作と言える作品だと思います。
人気の要因として、キャラクタの魅力が上げられます。
ダイ、ポップ、マァム、ヒュンケル、アバン、クロコダイン、ロン・ベルク、ノヴァ、…。
敵でありながら魅力的な、ハドラー、ハドラー親衛騎団、バラン、バーン、…。
と数え上げたらキリがない程です。
そして、このキャラクタ達が発する言葉が、とても心に響くのです。
今回は、ふくたまが個人的に気に入っていて、生活する中でいつも思い出し、
自分の心を奮い立たせているセリフを、少しだけ紹介させていただきたいと思います。
【1.おのれの立場を可愛がっている男に真の勝利などないっ!!!】
まずはハドラーさんの言葉。
(注:尊敬するあまり「さん」づけになっておりますが、あまり気にしないでください)
かつては魔族の王として、世界を席巻した彼。
時代は移り、大魔王バーンの配下になり、打倒勇者ダイを掲げ、ダイと幾度となく
死闘を繰り広げます。
しかし、何度も敗れ去る中で、彼は魔族の身体を捨て去り、後に戻ることが
できない超魔生物へと自身の身体を改造します。
超魔生物へと化し、初めてダイと相対した時に、おのれの決意を込めた熱いセリフが
「おのれの立場を可愛がっている男に真の勝利などない」です。
人は望むような結果や、立場、評価を手にした時、ついそれに満足して
足を止めたくなります。
ふくたまも多分に漏れずそうで、人から最高の評価を得られた時、
「自分はすごいんだ!」と思い、歩みを止めようとする傾向があります。
得られた結果に満足し、自己評価すること自体には全く問題はありません。
問題なのは、一時の成果、評価に満足して、それ以上の成長を望まなくなることです。
人からの評価は上がり下がりが激しく、特に下がるのはあっと言う間です。
だから、評価を上げ続けることを常に意識しておく必要があります。
自分の今の立場を可愛がっている人間は魅力が低下するものだと考えます。
おごらず、偉ぶらず、立場など関係なく頑張る人間は美しく、魅力的に映るものです。
そういう人間にこそ、真の成長、成果、勝利がもたらされると信じています。
最高の成果を出した時、人から高い評価を得た時、
「おのれの立場を可愛がっている男に真の勝利などない」
私は必ずこの言葉を思い出し、初心に帰るようにしています。
【2.負ける時は力のすべてを出しつくして思いっきり負けなさい
そうしないと絶対に今より強い自分にはなれませんよ】
これは、ヒュンケルが負けを覚悟し意識もうろうとする中、子供の頃に
師アバンに教えられた言葉を思い出し、立ち上がるきっかけとなった回想シーンです。
例えどんな絶望的な状況に陥った時も、失敗することが確定してしまっている状態であっても、
最後まで全力を尽くすことの大事さを、思い出させてくれる言葉です。
名古屋にいた二年間。はっきり言って、物事がうまくいったためしはありませんでした。
常に絶望を味わいながら、二年間を過ごしていました。
今の自分でも、当時の状況に置かれたら、うまくやっていける自信はありません。
とにかく酷い状況でした。
でも、そんな絶望の中でも、自分が持っている力をすべて出し切れば、
大きく成長できると信じて毎日必死で頑張っていました。
今、お客さんや、自社の上司達から、東京いる1年4ヶ月の間に飛躍的に
成長したとよく言われます。
それはきっと、名古屋での2年間、力のすべてを出しつくして、思いっきり
負けたからだと思います。
【3.自らの力で強くなろうとする気持ちが一片でもあったらなぁ…】
これは、少年誌史上最高のやられ役と言われた獣王クロコダイン(通称:おっさん)が、
いつも他人の力を頼りに、自分の手を汚さないザボエラが朽ち果てる時に、
憐れみを込めしみじみとつぶやくセリフ。(しかし、とどめをさしたのはこの人)
ある程度、メンバーをまとめる立場に就くと、メンバーを成長させるのが、
重要な仕事の一つになってきます。
メンバーが成長してくれれば、上の人間は楽になります。
困った時に自分を助けてくれる、心強い存在になっていきます。
メンバーの協力を求めるのはとても大事なことです。
ただ、上に立つ人間はチームで最も高い目線である必要があると思います。
メンバーに対して、明確な指針を示すことができるよう、常に自分を磨き続ける
必要があります。
自分を磨いていない人間に、あれこれ指示されたり、説教されたりしても、
メンバーは説得力がないと感じるでしょう。
メンバーを成長させるのが非常に大事な仕事であると同時に、
自分自身が成長するのも非常に重要なことだといつも思っています。
【4.敵のままであったとしても、おのれを高めることに生命を賭ける
尊敬すべき敵であったろうと、ワシは思うよ…】
ザボエラが朽ち果てる様子を見ながら、
「俺とて一番手でダイ達と闘っていなかったら、今頃どうなってたか分からん…」と
かつては、正義の使徒に敵対していたおっさ…、もとい、クロコダインが
つぶやく姿を見て、優しい言葉をかける老兵士バダック。
人は協力し合いながら成長していくのと同じように、競い合いながらも
成長していくものです。
競い合うには相手が必要です。
時にはその相手が「敵」となることもあるでしょう。
時には互いに憎むべき存在になることもあるでしょう。
しかし、全力を尽くすもの同士であれば、
互いが互いを尊重するなら、
正々堂々と闘うなら、
ひょっとしたら、自分の味方以上に心が通じ合える存在になるかもしれません。
そんな関係になった時、『MIX UP』、つまり
『互いが互いを高め合い、限界を限界でなくす』
そんな、最高のライバル同士になるでしょう。
【5.ボクはあの時はじめて知った 真の勇者とは自らよりもむしろ…
みんなに勇気を湧きおこさせてくれる者なんだと…】
100%勝てないと分かっている相手に対し、自分の生命を投げ打って
挑みかかろうとするノヴァ。
それを「無駄死にだ!」と言って止めようとするロン・ベルクに対し、
ノヴァが自分の思いを語るワンシーン。
何か物事に当たるとき、自分一人で立ち向かうこともありますが、
チームとして立ち向かうことも多いものです。
自分自身が奮い立ち、意を決して全力で立ち向かう。
その姿を見て、メンバーが奮い立ち、絶対に無理と思われるようなことでも
みんなで乗り越えていく。
そんな周りのみんなを照らし出す存在でありたいと、常に思い続けています。
【6.我が全身全霊 敗れたりっ!!!】
これはハドラーさんが、ダイとの最終決戦で、
ダイの新必殺技『ギガストラッシュ』を受け、敗れる時に発する言葉です。
「我が全身全霊 敗れたりっ!!!」
なんなんですか、これは…。
かっこよすぎでしょう。
自分が負けた時や、失敗した時、あれこれ言い訳をするのは、よくあることです。
人間誰しも、負けた事実や、失敗した自分の情けなさというのを、素直に認めたく
ないものです。
でも、この言葉を思い出すと、『負けの美学』というか、
潔く負けを認め、相手を讃えることの大事さを思い出させてくれます。
それは、相手に対して礼儀や、尊敬を表すことであり、
過去の自分と真摯に向き合うことでもあります。
そうすることにより、負けた自分をさらに成長させることができるものです。
負けや失敗を素直に認めようとしない、また、振り返らない人間は
成長の歩みが遅いものです。
「我が全身全霊 敗れたりっ!!!」
いや~、何度書いてもかっこいい言葉です。
と、ふくたまが気に入っている言葉を紹介させていただきました。
楽しく漫画を読む中で、意識していなくても、心に残るセリフというのは
人それぞれだと思います。
そんなセリフは、きっと読む人にとって今必要なこと、そして読む人にとって
何かしら指針を示してくれるものだと思っています。
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