昨日は福岡県春日市のクローバープラザで開催された、三松スポーツジム主催の
ボクシングの試合を友達A君と観に行ってきました
ボクシングを生で観戦するのはほぼ3年振りです
一昨日の夜、A君から「明日ボクシングの試合が春日市である。うちのジムの選手も
出場する」という情報を聞いて、急遽観戦することになりました。
A君には双子の兄H君がいて、二人ともプロボクサーです。
二人とも私の中学生の時からの大々々親友なのであります
さて、彼の運転で春日市のクローバープラザに到着。
到着したのは10時30分でした。
開場は11時30分、試合開始が12時00分だったので、まだ少し時間がありました。
喫茶店でちょっと早いランチをたいらげ、準備は万端です
開場に入ると立派なリングと観客席が視界に広がります。
とてもドキドキしました
これから鍛え抜かれた男同士の真剣勝負を見れる分けですから。
きっと皆、仕事をしながら、合間に死に物狂いでトレーニングをして、今日の日を
迎えたんだろうなと想像するだけで、ジーンっとなちゃうわけですよ。
試合は8試合組まれており、4回戦が6試合、8回戦が2試合でした。
【第1試合 ミニマム級 4回戦】
●楠原 大樹(三松S) 右 17歳 47.5kg デビュー戦
3R2分11秒TKO
○内野々 大叶(都城レオS) 右 24歳 47.3kg デビュー戦
第1試合はデビュー戦同士の二人でした。
楠原君は内野々君より身長が10cm近く高かったような。
17歳という若さもあり、体がまだ出来上がってないなぁという印象を受けました。
内野々君はミニマム級とは思えない程ドッシリ落ち着いており、楠原君の足を
使った攻めにびくともせず、3Rで楠原君を捕らえ、TKO勝ちで試合終了。
何か幕ノ内 一歩 vs 唐沢 拓三戦を思い出しました。
内野々君の方が顔がちょっと怖い感じがしたのですが、試合が終わると両者健闘を
を称え合い、笑顔で抱き合います
【第2試合 ライトフライ級 4回戦】
●村松 千秋(三松S) 左 26歳 48.8kg 1戦1勝(1KO)
判定
○卜伝 内山(周南) 右 48.7kg 1戦1分
卜伝(ぼくでん)選手の会長の何とも言えない独特な語り口調のかけ声が印象的でした。
「ぼくでん いいよ~」
「ぼくでん 胸を打てば当たるんだよ~」
「ぼくでん カニになるんだよ~」
帰りの車の中で、真似せずにはいられませんでした。
【第3試合 フェザー級 4回戦】
△結城 政吾(三松S) 右 33歳 57.1kg 9戦3勝6敗(1KO)
判定(引き分け)
△河田 コウスケ(福岡帝拳) 右 19歳 57.1kg 1戦1敗
軽量級が2試合続き、次の試合は日本人としてはどっちかと言うと重い(のか?)
部類のフェザー級でした。
フェザー級ともなるとフライ級のように足を使いまくったスピーディな試合という
というよりは、破壊力のある打ち合いが楽しめます
この試合もそうで、お互い1R目からペース配分関係なしに、足を止め合って
パンチを交互に出し合います。
まさに「ララ・パルーザ」
メチャメチャ盛り上がりましたよ
河田君はキャリアが浅いせいか、右のガードが甘く結城さんの左をまともに
もらい続けます。
2Rぐらいでは河田君の右顔は大きく腫れてしまってました
1、2Rは結城さんが優勢、3、4Rは河田君が盛り返し、判定はドロー。
結城さんは33歳で、これ程頑張れるなんて、30代に突入した私にとっては、
非常に励みになりました
【第4試合 バンタム級 4回戦】
○樋口 揚介(三松S) 右 24歳 53.4kg 9戦3勝6敗(1KO)
1R57秒KO
●ヒロシ 田中(J.中津ジム) 右 27歳 53.2kg 3戦1勝2敗
ヒロシ 田中選手はスイッチでした(自信ないけどたぶん)。
スイッチというのは、右構え(オーソドックス)と左構え(サウスポー)を
交互に使い分ける器用なスタイル。
開始数秒でヒロシ 田中選手がダウン。
立ち上がり立ち向かっていく、程なくして2度目のダウン。
ツーノックダウン制なので、無条件に負けが決まります。
あっと言う間に負けてしまって悔しいだろうな…
試合後、ヒロシ 田中選手が関係者と話しているのを偶然耳にしました。
「最初のダウンをもらったパンチは右か左か分からない
あれがきいてしまった」とのことでした。
ダメージがあまりないフラッシュダウンかと思ったのですが、
かなりきいていたんですね。
ボクシングの怖ろしさ感じた一戦でした。
【第5試合 スーパーフライ級 4回戦】
○田尻 浩平(三松S) 左 24歳 51.9kg 1戦1勝(1KO)
2R1分11秒KO
●山本 翔(カナオ) 右 25歳 51.7kg 4戦3勝1敗(2KO)
1R目は山本選手が足を使いうまくリードしている展開でした。
しかし、2R目に田尻選手が山本選手を捕らえ、あっと言う間のKO劇となりました。
【第6試合 フェザー級 4回戦】
○中尾 正茂(三松S) 左 31歳 57.0kg 3戦2勝1敗(2KO)
1R1分8秒TKO
●水上 竜馬(歩) 右 25歳 56.8kg 3戦1勝1敗1分(1KO)
【第7試合 スーパーフェザー級 8回戦】
○吉田 恭輔(福岡帝拳) 右 20歳 58.7kg 7戦6勝1分(4KO)
3R1分52秒TKO
●片山 功(中内) 右 25歳 58.7kg 18戦7勝10敗1分(4KO)
【第8試合 フェザー級 8回戦】
●藤田 晋矢(三松S) 右 25歳 57.0kg 12戦8勝3敗1分(7KO)
判定
○坂本 英生(フジタ) 右 25歳 56.9kg 9戦7勝2分(2KO)
さあ、最後の試合は我らが坂本
バンタム級全日本新人王で現・バンタム級12位の期待のホープです。
日本王座だけでなく、東洋太平洋王座も狙える逸材と言われている選手です。
相手の藤田選手はスピードよりも、一発の破壊力で押していくタイプ。
一方坂本選手は、足を使い、左右のフットワーク、抜群のテクニックで相手を
翻弄するタイプです。
8Rフルに戦ったわけですが、途中だれることは一切なく、本当に面白い
試合を見せてくれました。
メインに相応しい好試合で、終了時の拍手は今日一番のものでした。
どの試合でもそうですが、試合後は選手同士が健闘を称え合います。
この光景の何と美しいことか
この光景が大好きで、これを見るためにボクシング観てたりします。
以上、とーーっても楽しい休日でした
ボクシングの試合を友達A君と観に行ってきました
ボクシングを生で観戦するのはほぼ3年振りです
一昨日の夜、A君から「明日ボクシングの試合が春日市である。うちのジムの選手も
出場する」という情報を聞いて、急遽観戦することになりました。
A君には双子の兄H君がいて、二人ともプロボクサーです。
二人とも私の中学生の時からの大々々親友なのであります
さて、彼の運転で春日市のクローバープラザに到着。
到着したのは10時30分でした。
開場は11時30分、試合開始が12時00分だったので、まだ少し時間がありました。
喫茶店でちょっと早いランチをたいらげ、準備は万端です
開場に入ると立派なリングと観客席が視界に広がります。
とてもドキドキしました
これから鍛え抜かれた男同士の真剣勝負を見れる分けですから。
きっと皆、仕事をしながら、合間に死に物狂いでトレーニングをして、今日の日を
迎えたんだろうなと想像するだけで、ジーンっとなちゃうわけですよ。
試合は8試合組まれており、4回戦が6試合、8回戦が2試合でした。
【第1試合 ミニマム級 4回戦】
●楠原 大樹(三松S) 右 17歳 47.5kg デビュー戦
3R2分11秒TKO
○内野々 大叶(都城レオS) 右 24歳 47.3kg デビュー戦
第1試合はデビュー戦同士の二人でした。
楠原君は内野々君より身長が10cm近く高かったような。
17歳という若さもあり、体がまだ出来上がってないなぁという印象を受けました。
内野々君はミニマム級とは思えない程ドッシリ落ち着いており、楠原君の足を
使った攻めにびくともせず、3Rで楠原君を捕らえ、TKO勝ちで試合終了。
何か幕ノ内 一歩 vs 唐沢 拓三戦を思い出しました。
内野々君の方が顔がちょっと怖い感じがしたのですが、試合が終わると両者健闘を
を称え合い、笑顔で抱き合います
【第2試合 ライトフライ級 4回戦】
●村松 千秋(三松S) 左 26歳 48.8kg 1戦1勝(1KO)
判定
○卜伝 内山(周南) 右 48.7kg 1戦1分
卜伝(ぼくでん)選手の会長の何とも言えない独特な語り口調のかけ声が印象的でした。
「ぼくでん いいよ~」
「ぼくでん 胸を打てば当たるんだよ~」
「ぼくでん カニになるんだよ~」
帰りの車の中で、真似せずにはいられませんでした。
【第3試合 フェザー級 4回戦】
△結城 政吾(三松S) 右 33歳 57.1kg 9戦3勝6敗(1KO)
判定(引き分け)
△河田 コウスケ(福岡帝拳) 右 19歳 57.1kg 1戦1敗
軽量級が2試合続き、次の試合は日本人としてはどっちかと言うと重い(のか?)
部類のフェザー級でした。
フェザー級ともなるとフライ級のように足を使いまくったスピーディな試合という
というよりは、破壊力のある打ち合いが楽しめます
この試合もそうで、お互い1R目からペース配分関係なしに、足を止め合って
パンチを交互に出し合います。
まさに「ララ・パルーザ」
メチャメチャ盛り上がりましたよ
河田君はキャリアが浅いせいか、右のガードが甘く結城さんの左をまともに
もらい続けます。
2Rぐらいでは河田君の右顔は大きく腫れてしまってました
1、2Rは結城さんが優勢、3、4Rは河田君が盛り返し、判定はドロー。
結城さんは33歳で、これ程頑張れるなんて、30代に突入した私にとっては、
非常に励みになりました
【第4試合 バンタム級 4回戦】
○樋口 揚介(三松S) 右 24歳 53.4kg 9戦3勝6敗(1KO)
1R57秒KO
●ヒロシ 田中(J.中津ジム) 右 27歳 53.2kg 3戦1勝2敗
ヒロシ 田中選手はスイッチでした(自信ないけどたぶん)。
スイッチというのは、右構え(オーソドックス)と左構え(サウスポー)を
交互に使い分ける器用なスタイル。
開始数秒でヒロシ 田中選手がダウン。
立ち上がり立ち向かっていく、程なくして2度目のダウン。
ツーノックダウン制なので、無条件に負けが決まります。
あっと言う間に負けてしまって悔しいだろうな…
試合後、ヒロシ 田中選手が関係者と話しているのを偶然耳にしました。
「最初のダウンをもらったパンチは右か左か分からない
あれがきいてしまった」とのことでした。
ダメージがあまりないフラッシュダウンかと思ったのですが、
かなりきいていたんですね。
ボクシングの怖ろしさ感じた一戦でした。
【第5試合 スーパーフライ級 4回戦】
○田尻 浩平(三松S) 左 24歳 51.9kg 1戦1勝(1KO)
2R1分11秒KO
●山本 翔(カナオ) 右 25歳 51.7kg 4戦3勝1敗(2KO)
1R目は山本選手が足を使いうまくリードしている展開でした。
しかし、2R目に田尻選手が山本選手を捕らえ、あっと言う間のKO劇となりました。
【第6試合 フェザー級 4回戦】
○中尾 正茂(三松S) 左 31歳 57.0kg 3戦2勝1敗(2KO)
1R1分8秒TKO
●水上 竜馬(歩) 右 25歳 56.8kg 3戦1勝1敗1分(1KO)
【第7試合 スーパーフェザー級 8回戦】
○吉田 恭輔(福岡帝拳) 右 20歳 58.7kg 7戦6勝1分(4KO)
3R1分52秒TKO
●片山 功(中内) 右 25歳 58.7kg 18戦7勝10敗1分(4KO)
【第8試合 フェザー級 8回戦】
●藤田 晋矢(三松S) 右 25歳 57.0kg 12戦8勝3敗1分(7KO)
判定
○坂本 英生(フジタ) 右 25歳 56.9kg 9戦7勝2分(2KO)
さあ、最後の試合は我らが坂本
バンタム級全日本新人王で現・バンタム級12位の期待のホープです。
日本王座だけでなく、東洋太平洋王座も狙える逸材と言われている選手です。
相手の藤田選手はスピードよりも、一発の破壊力で押していくタイプ。
一方坂本選手は、足を使い、左右のフットワーク、抜群のテクニックで相手を
翻弄するタイプです。
8Rフルに戦ったわけですが、途中だれることは一切なく、本当に面白い
試合を見せてくれました。
メインに相応しい好試合で、終了時の拍手は今日一番のものでした。
どの試合でもそうですが、試合後は選手同士が健闘を称え合います。
この光景の何と美しいことか
この光景が大好きで、これを見るためにボクシング観てたりします。
以上、とーーっても楽しい休日でした
お互いデビュー戦ということで、かなりの緊張もあり神経も研ぎ澄まされていたのではと、その時の心中を察します
楠原選手は相手に比べて、体格はやや細身でしたが、持ち前のフットワークを生かして浮き足立つことなく、シャープな攻撃で相手に堂々と向かっていってましたね
私は楠原選手が勇猛果敢に攻める姿勢に目を離せず、内野々選手も同じ土俵で、お互いが拳を交える姿に圧倒されました
楠原選手もまだ若いので、自身の目標に向かって歩んでいけるよう、エールを送ります
それと、楠原選手と内野々選手が試合後にお互い健闘を称え合う姿も印象的でした
勇気と感動をありがとう
まさか楠原くんからコメントをもらうなんて、
予想だにしてなかったのでだったので、かなり驚きました
いや~、嬉しいです
デビュー戦、本当にお疲れ様でした。
プレッシャーはかなりあったと思います。
確かに内野々くんにパワーで負けてたかもしれないけど、
楠原くんのフットワークの良さは見事だとおもいました。
それに力強さが加われば、パンフに書いてある通り
「三松ジムの中心選手」になるんだろうなぁ~
と思います
一ファンとして楠原くんの今後に期待しています
1試合目に試合をした
楠原大樹です。
自分のこと書いてくれてありがとうございます
たしかに筋力差がありましたね
これから体を作って頑張ります。
そして「心配ないさ~」のブログへようこそ
30過ぎた世界チャンピョンもいるし、我々だって
まだまだこれからだよね
デジカメで動画を撮っているので、後日また
アップします
もっともっといい文章を書いて、見てない人にも
様子をもっと伝えられるようになりたいと思います。
このブログは名古屋にいた2年間はほとんど更新
しなかったけど、これからは定期的に更新していくので、
暇な時はいつでも遊びに来てね
各試合の内容が事細かに記録されていたので、試合を見ていない者でもよく伝わりました。
今回の試合は年齢層も幅広く、30過ぎてもまだまだ頑張れるものだと感じましたね
現在、大阪で研修中なので、休みに試合を観戦したこともあるけど、ボクシングはほんの一瞬の間で何が起こるか分からないから 奥が深いです。
これからも定期的に体を動かして、体力を維持していこうと思います
仕事も大変だけど、体調を崩さないようにお互い頑張っていきましょう!
コメントありがとうございます
マナティさんも観戦されていたのですね
「自分の可能性をもっと信じなきゃ」、その通りですね。
本当にそう思います。
僕もそうなんですが、マナティさんも何かやり残していることが
もしあれば、自分の可能性を信じ一歩踏み出してみるというのは
いかがでしょうか
文章からマナティさんはとても誠実で、実直で、真剣な方だという印象を
受けました。
私のブログをここまで読んでいただき、本当に感謝しています
いつでも遊びにいらして下さい
自分も全試合、見ましたが、どの試合も目が離せない白熱した試合ばかりでした
ふくたまさんの観察力も鋭く、見ていて吸い込まれるように、試合の模様が甦ってきました
その中でも、最後の坂本選手の試合は凄かったですねふくたまさんの言う通り、一瞬のスキが試合の勝敗を決する程、緊迫した試合でしたね
自分も試合を観て、自分自身、勇気ずけられ、自分の可能性をもっと信じなきゃ、と元気を貰えた一日でした
これも、最初は試合に行くのをためらってた自分を地元に住んでいる大親友が、一緒に行こうと誘ってくれたのがきっかけで、大親友のM君には本当に感謝しています
今後、福岡で試合がある時は、是非、また一緒に観に行きたいと思います
この日は、身も心もリフレッシュできた最高に楽しい一日でした
ふくたまさんの観戦記録を見て、選手一人ひとりの心理的描写も伝わり、観戦しながらも選手の細かい所をよく見ていると、ただただ感心しています
ちなみに、卜伝選手のトレーナー(?)の声援の所は、何とも言えないトーンの柔らかさで、自分も思わず笑みがこぼれてしまいました