心配ないさ~

ふくたまの日常生活のつぶやき

断酒9日目 離脱症状

2021年10月08日 14時37分21秒 | 断酒日記
昨日は断酒生活9日目を無事終えることができました。

離脱症状

この言葉をGoogleで検索すると
 依存性のある薬物などの反復使用を中止することから起こる病的な症状
とトップに出てきます。

アルコールを止めることによる離脱症状の
ラインナップは以下の通り。
もうすぐ断酒10日をむかえるので、
アルコールは身体から(頭からはまだまだ)
抜けきっているはず。
MAXを100%として、
ふくたまに出ている離脱症状を
自己分析してみたいと思います。

1.手や全身の震え 0%
2.発汗(特に寝汗) 0%
3.不眠 50%
4.吐き気 0%
5.嘔吐 0%
6.血圧の上昇 ?
7.不整脈 ?
8.イライラ感 20%
9.集中力の低下 10%
10.幻覚(虫の幻など) 0%
11.幻聴 0%

【1.手や全身の震え】
 これは0%ですね。
 アルコールを止めて手や全身の震えがでるようであれば、
 かなりのアルコール依存症なんだと思います。
 手の震えは、テレビや映画でアルコール依存症の
 典型的な姿として描写されることが多いです。
 留意しなければならないのは、
 アルコールを止めて手や全身に震えが出なくても、
 アルコール依存症ではない証明にはならないということ。

【2.発汗(特に寝汗)】
 これも0%かなぁ。
 もともとふくたまは暑がりで汗っかきなので、
 判断が難しいところですが、
 身体に取り込む液体の量は物理的に確実に減ったので、
 それに伴い発汗はむしろ減ったと思います。

【3.不眠】
 これは50%。
 お酒を飲んでいたときは、酔っ払って眠たいので、
 すぐに睡眠に入ることができ、9~10時間寝ることも結構ありました。

 断酒してからは、寝つきはそれほど悪くないのですが、
 何度か目が覚めることがあり、
 夜23時に寝床に入り、朝7時に起きるまでの8時間、
 実際寝ているのは6時間ぐらいというのが続きました。
 ただ、これは日に日に改善できていて、
 直近となる昨夜は2回目が覚めたものの、
 8時間中 7時間30分寝ることができました。

 断酒にあたっては
  酒が飲まずに寝れるか!
 と、断酒に踏み込めない人もいるかと思います。
 ふくたまもそうでした。

 でも
 お酒を飲んで10時間寝るのと、
 不眠に悩みながらも飲まずに6時間寝るのとでは、
 後者の「飲まずに寝る6時間」の方が、
 翌日圧倒的に元気で日中眠くもならず、活動的になります。
 体内に入ったアルコールを分解するのに
 身体にかなり負荷がかかるので、10時間も寝てしまってたんだなぁ…
 健康診断とかでよく示される上限値(けっして適量ではなく上限値)
  ビールであれば500ml
  日本酒であれば1合
  ワインであれば2杯弱
 ぐらいの量であれば、きっとそれほど睡眠に影響はないんだと思いますが、
 ふくたまのように、延々と飲み続けてしまうアルコール依存者には、
 お酒が身体に大きな負担をかけてしまっていたことが実感できます。

 身体の負担もそうですが、
 飲んでいる時間と寝る時間がとてももったいなかったと後悔…
 まぁ今後悔しても時を戻すことはできないので、
 この後悔を教訓に変え、断酒継続のモチベーションに
 つなげていきます。

 断酒することによる不眠症状は、断酒を拒む大きな理由に
 なってしまいます。
 でも不眠といっても全く寝れないということはないと
 思いますし(全く寝れなければ病院で診てもらうのがベスト)、
 例え睡眠時間が2時間ぐらい減ってしまっても、
 むしろ元気になれますので、
 断酒しようと思っている方は、
 不眠症状を恐れずに断酒に踏み切ってもらえたらと思います。

 あと、昨日主治医に言われたのですが、
 あまり寝すぎるのもよくないそうで、
 6~7時間で十分とアドバイスをいただけ、
 とても心の励みになっています。

【4.吐き気】
【5.嘔吐】
 これは二つとも0%です。
 断酒する前の方がこれらの症状には痛い目みてきました。
 (当たり前って言えば当たり前ですね 汗笑)
 もどすことはそんなになかったのですが、
 お酒を覚えてから20年間、何度か経験はありました…
 もどすぐらい飲むって、何やってたんだろうなぁ(反省)

【6.血圧の上昇】
【7.不整脈】
 これは今自宅で測定するすべがないため、
 よく分かりません。
 少なくとも、飲んで寝ると、
 心臓がドキドキすることがあって(飲みすぎ)、
 それがなくなったので、よい方向に向かっているのは間違いありません。

【8.イライラ感】
 これは20%ぐらいかなぁ。
 飲みたいなぁ
 と思うとちょっとイライラするかも。
 あとは人間の感情として、日常生活でイライラすることは
 多少あっても仕方のないことなのかもしれません。
 一つ言えることは、
 断酒する前よりも断酒した後の方が、
 イライラすることは格段に減りました。

【9.集中力の低下】
 これも捉え方が微妙ですが、
 10%かな。
 イライラ感と同じく、飲酒欲求が出ているときは、
 若干集中力が下がっているかもしれません。
 でもふくたまにとって飲酒欲求って鋭角な山みたいなもので、
 バンっ!って跳ね上がっても、
 すぐにググっ!!と下がるので、
 一過性のものになります。
 当然ながら、
 断酒する前よりも断酒した後の方が、
 集中力は格段にアップしています。

【10.幻覚(虫の幻など)】
【11.幻聴】
 これはさすがに0%ですね。
 これが出るようであれば、
 アルコール専門病院に行った方がよいかと…

【最後に】
 どの離脱症状がどのくらい出るかは人それぞれだと思います。
 ふくたまは、幸いにも精神的にくるような離脱症状は
 出ていません。
 病気の治療の一環として41歳で断酒を決意したわけですが、
 これがもし50歳まで飲んでいたら、断酒継続が困難になるほどの
 離脱症状が出ていたかもしてません。
 そんな意味で、まだアルコール依存が重度になる手前で
 断酒に踏み切れたのは幸運でした。

 人によって離脱症状は違ってくるかもしれませんが、
 できるだけ早く断酒すればするほど
 断酒が楽になっていくと思います。

 今日は断酒10日目。
 今日断酒できればまずは断酒のスタートラインに
 立てるのかなと思っています。

コメントを投稿