ラベンダー＆ハニーせっけん

[emoji:268]　花屋レイキリさんへ行って来ました。　[emoji:268]

毎日ものすごい暑さですね[emoji:288]。
日を浴びると体力を消耗するからでしょうか、、
最近子どもと一緒に早い時間から朝までぐっすり眠ってしまいます。
（子どもが寝た後でやろうと思っている事が手つかずのまま[emoji:94]）
ただ、しっかり睡眠をとっているお陰で夏バテせずに元気です。

中目黒のお花屋さん「花屋Ｌｅｉｋｉｒｉ」さんに上の娘と伺って来ました。
生のお花の香りが心地よく、店主のうららさんのニコッとした笑顔がとても素敵です[emoji:77]。

　

　

私が作成した「ラベンダー精油とはちみつ」入りせっけんをお店で販売して頂く事になりました。
数量限定ですが、どうぞよろしくお願い致します。

　


レイキリさんから頂いてきた百合達です。
新潟の魚沼産だそうです。
白いカサブランカが最初に花開き、濃厚な香りを放ちはじめました。
百合の香りを嗅ぐと夏目漱石の小説「それから」の一説を思い出します。


「この花はどうしたんです。買って来たんですか」と聞いた。
三千代は黙ってうなづいた。
そうして、「いいにおいでしょう」といって、自分の鼻をはなびらのそばまで持ってきて、
ふんとかいで見せた。
代助は思わず足をまっすぐにふんばって、身を後ろの方へ反らした。

代助は、百合の花を眺めながら、部屋をおおう強い香の中に、
残りなく自己を放擲した。彼はこの嗅覚の刺激のうちに、
三千代の過去を分明に認めた。

雨は依然として、長く、密に、物に音を立てて降った。
二人は雨のために、雨の持ち来す音のために、世間から切り離された。
[…] 二人は孤立のまま、白百合の香の中に封じ込められた。

「それから」では百合の香りが主人公の心を動かす重要な役割を果たしています。
学校で習った時に先生が百合の香りは官能をゆさぶる香りだと言っていたのが印象的でした。