ジョイテクで先週の相場を検証

　先週（12/4-12/8）の分析結果を検証します。

　左側の色分けの分析絵図が週間レポートで使用して図の一部です。
　右側が、同じ分析絵図に、東京のレンジを赤いバーチャートでプロットしたものです。
　注意してください。レンジは東京市場（9：00-17：00）だけです。
　私の分析(以下ジョイテク：JoyTech)は、東京市場に特化したものです。
　ただポイント情報はNYでも共通ですので、NYの予想も行っています。　

　先週も7日以外は、重要なポイントとして選別したラインでピタリと止まっています。
　テクニカル分析を多少でもご存じの方は、
この図だけで面白いさがお分かりになると思いますが、どうでしょう。

　ラインと取引レンジとの関係からだけで、先週の展開は検証ができます。
▽4日は、上伸するも2本目の上値で丁度抑えられ、5日の下落相場を示唆。
▽5日は、やはりオープンから上値の下でオープンし、上値トライ先行もピッタリ抑えられ下落の展開。下値をブレイク気味に終わり6日も続落の可能性。
▽6日もやはり下落の展開。上値の直下でオープンしそのまま下値トライ。しかしほぼ下値レベルでサポートされ反発して引け。8日の安値は月足114.30ー35とほぼ同じため、日足だけでなく、月足上もここからの反転相場の可能性が出てきました。
▽7日は上値の下でオープンも、上値トライでブレイクが実現。6日の相場反転のため壁にならずブレイクできたとも考えられる展開。
▽8日は、丁度、下値からオープン。小動きながら下値でしっかりサポートされたため、8日のNYでの上昇が期待できる終わり方。

　今、結果だけをみると説明は極めて説明できますが、その当日はそうはいきませんね。
　本当に完全ブレイクとみていいのか？
　もう一度サポートするか確認しないと断定は難しいかも？・・・等々
　
　だから、為替相場は面白いともいえるのかもしれません。

6：37 激しい一夜が終わりました116.33-36

　久しぶりの大相場も116円台で終わりそうです。　
　116.50レベルを高値に安値は114.98、そして引けは116.30レベルです。

　個人的には忘れられない相場展開の日となりました。
今夜は、大きな相場の流れを決める116円台への上伸と引け一番期待できる日で、それが実現できました。
　NYのポイントで少し書きましたが、このまま115円台以下の展開が続くと、分析絵図上、20日には袋小路に入ったような状況になり、上にも下にも動けないというあり得ない相場になってしまうとところでした。
　そんな状況を脱出するためには、来週前半までに116円台への上伸か114円台への下落の、どちらかの展開が必要だったわけですが、結果的に理想的な116円台への脱出が実現しました。

　一方、分析的には強い分岐点116.60-65を115.90レベルまで上昇して完全に上抜けしながら、ここを完全に下抜けして約1円も下落してしまいました。
　これは強くかつ重要な分岐点においては、分析上あってはならない展開でしたので、正直なところ落ち込んでいました。
　結果的ながら、最後は116円台に上伸し、完全上抜けした結果が反映されましたので少しホッとしているところです。

　激しい一夜が終わりました。
　週末はゆっくりお休みください。

1：59 時事通信のニュースが原因116.25-30

時事通信が「日銀の利上げは今月ではなく、来年1月以降」と伝えている模様。これがドル円、クロス円の反発になっているとのことです。ポールソン米財務長官の発言がソースのようです。
116.45-50まで急伸し、116.30レベルで一服。

これで、NYの対応で指摘しましたように、やはり今夜は大きな相場の分岐点になったと思います。

1：54 何かが起こっています116.30-35

115.50レベルで逆壁になって・・、これで終わりかと思う間もなく一気に116円台に急伸。何かニュースがあったかもしれませんが、現状不明。
できれば、115.40以下の下落がなく、この展開なら納得できましたが・・・
今日は完全に敗北の日でした。

大相場を期待した日でしたが、予想を越える展開での大相場。
忘れられない1日となりそうです。