文章つらつら

名古屋のイトーヨーカ堂事件にはホント怒りを感じると共に「対策はあるのか？」と考えさせられてしまう。子供達には常日頃「弱い子にはやさしくしろ、強い子には立ち向かえ！」と教えているんだけど。精神が病む・・・・病んでいれば何をやっても許されてしまう今の司法制度、甚だ遺憾です。だから「あー俺は私は病んでいる」と悲劇気取りのベクトルが働いてしまうんじゃないかな？ケンカなんか強くなくてもいいから「心の強い人」になってもらいたいです、子供達皆。出来ることはきっとあるはず。きっとある自分にも。
という最悪なニュースのあとに最高のニュースがありました。東北のほうの大学受験で仙台から郡山に向かおうとした学生がやまびこＭＡＸ（新幹線）に乗ったところ、その新幹線は郡山に止まらない（多々あるやまびこＭＡＸのなかでそのＭＡＸだけが止まらないダイヤだったそう）！学生は焦って車掌に相談、車内アナウンスで乗客に事情を話して理解を得て郡山に緊急停車したんだそうです。無事学生は試験に間に合ったらしい。醒めた見方をすれば「もっとよく調べてから乗れよ」と学生に言いたい、、、かも。もっといえば「それで合格しなかったら許さん！」なんて意見も。しかし、その車内アナウンスが流れたときの車内の様子・・・想像して心が少し温かくなりました。数百人の乗客が数人の学生に暖かな声援を送った、近頃そんな話をめっきり聞かないんで。しかもＪＲがそれをやったというのも嬉しい。
忙しかったり・お金がなかったり・失望してたり・体調悪かったり・裏切られたり・・・いろんなイヤなことがその乗客の心中にあったはず。それでも一瞬暖かい気持ちになった、その瞬間がとても大切なんじゃないでしょうか。
決してオーバーじゃなくていいから自分以外の人を温かく思いやれるココロの空間があれば・・・嫌なニュースは聞かなくてすむんじゃないか？そう思ってます。