定年後

ここ数年アフリカとのやり取りが多くなってからというもの、シティバンクに何度か送金のため足を運ぶことが多くなった。今はシティバンク銀行か。昔は口座が無くても海外送金出来たのに最近はできないので口座開設した。外貨でも日本円でも預貯金ができて、ファンドとしての能力は高いのでは。そのためか勤務している人もタカビーだな。まあアメリカっぽい素っ気無さっていえばそれまでか。
窓口で話していると次から次へと
「外貨預金したいんだけど」
と人がやってくる。それもほとんどがリタイヤシニアの男性だ。耳がダンボになって聞いてると
行員「わが社のシステム・・・・で本日はいかがいたしましょうか？」
中年「1,000万円分外貨で預金じゃ」
行員「かしこまりました」
こんなやりとりばっかり。たしかに日本の銀行にお金を預けて金利で何かしようっていう輩は今の世の中いないし、かといって株式はリスクも大きい。だからっていって外貨がノンリスクっていうわけではないが、おおかた彼らは今まで30年以上働いてきて、それが定年で急にやることがなくなっちまって「は～」となってるから少し刺激的なものを求めてるんじゃないでしょうか？またそうすることで社会との係わりを経たなくて済むし。少しでも儲かれば子供や孫にいいかっこできるし。
それもひとつの道だな。