ドゥンドゥン馬鹿

ドゥンドゥンバ狂もそうでない人も・・・もちろんジャンベ・ジェンベにまつわる話し・・・

打サミ雑記⑥恫喝

2009年11月04日 05時06分42秒 | Weblog
今回の打サミはとにかく贅沢であったが
ヤラレテしまったナンバーワンは
甲乙つけがたいけれどもタダオと横沢だった。

横沢さん。

何年も前に熊本で知り合った大阪のお馬鹿さんたちから
「猛獣」「大師匠」「ありえへん」
と数々の意味不明な総称で呼ばれている人。
自分の中で妄想は膨らんだ。

昨年の打サミではじめてお会いした時は
顔こそ肉食獣系だけど物静かな紳士という印象。
私の体調が極端に悪かったこともあって
多くは話せなかった。

ただ一点
「皆、張り過ぎなんですわ。張り過ぎ注意ステッカーでも作りまひょ」
という話で一致した記憶があって。

で、今年。
会場内探しても一向に横沢さんに会わない。
来てんのか?
でいきなり本番にステージに出てきた。
それも武骨な古いクビレのない中年のようなマリジェンベを抱えて。

MCもない。
いきなり叩き出された「それ」は
モロ全身鳥肌にされた。
シタールと絡むオリジナルの楽曲。
目を閉じると観えた、たった二人が創り出す大いなる世界。

音色は奈良さんの持つ温かな温度と、ヤマザキヤマトがもつ独創性と、
そして大阪のスパイス・人生の焼きが加えられた感じ。

そして一番ヤラレたのはその体力。
「年々進化してますわ」
とライブ後おっしゃってましいた(笑)

40代後半になって、衰えていくカラダを受けとめようとしていた自分
大阪のおっさんに脅かされて目覚めたって感じでした。

ありがとう、横沢さん。


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