立場が違うと・・②

おぢさんはやはり朝は新聞読むのが習慣。お行儀悪いけどパンをかじりながら読みます。
今日、気がついたんだけどいつの間にか読み込むページが変わってきてるなと。昔はまず社会面からめくっていって、スポーツ（特に野球ね）をじっくり読んで、経済面はさらりと、論説よんで締める・・だったのが、ここ数年はまず経済を見てしまう。それも為替ね。
輸入に携わってからです。今は118円を行ったり来たりね。
私が20代前半のとき1ドル80円だったときがありましたね。超円高。
例えば1本5万円（いまだと423ドルね）のジェンベ、超円高のときは3万3千円で買えたんですよね。
最近では数万ドルのやり取りをするのでへたしたら100万円の差額が出る。これビックリ。

ただし、これが輸出産業に携わってる方にとっては逆の現象ですもんね。円高は即大打撃をあらわす。
立場が違うとこうも感じ方が違うんだなと。

あと原油高も気になります。ここ数年、ロープの原価が超上がった。チョット前は制作ロットが多少すくなくてもＯＫだったのが、最近はロット多くしても原価が更に上がってしまう。
で、ケチって皮張りすると失敗するんだな、これが。

でもね、経済全体から見たらそんなもん微々たるもんですよね。輸送業の方たちにしてみれば死活問題でしょう。なんせガソリンはどんどん高くなってるのに、輸送代は据え置き・もしくはダンピング合戦で下がってる。トラック持込に運ちゃんなんて特に大変でしょうね。「ロープがなんぼじゃーーー！」って感じでしょう。
僕が高校生のころガソリン1リットル190円の時代もありました。ＲＺ250という馬に乗ってたんでガソリン価格にはかなり関心がありました。大食いだったからね。そのころの運送業の方ってどんな暮らしをしてたんだろ？


なーんてことを考えるようになったのも自分が身銭を切ってるからなんだって最近思います。サラリーマンって基本的には会社のお金の上での話で、損しても直接影響はないはず。

と、守銭奴のような日記でした。