ドゥンドゥン馬鹿

ドゥンドゥンバ狂もそうでない人も・・・もちろんジャンベ・ジェンベにまつわる話し・・・

涙腺

2007年01月31日 10時08分27秒 | Weblog
昔ね、朝から夕方まで池袋のマンガ喫茶で働いて、夜学校行ってた時のこと
モーニングの仕込みで7時に行く訳ですよ、西口の丸井横二股交番の前のお店まで。まだぱらぱらと・しかし追い立てられてJRに乗り込むサラリーマンと酔い酔いで朝帰りする風のあんちゃん&おねえちゃん・・・・その時間帯の池袋駅地下通路は独特の雰囲気。
西口もね今でこそウエストパークとか言われてますが当時の西口はホント猥雑でした。●●系総本部とかの事務所がお店のすぐ裏にあったしね。

で、ある日その地下通路をウオークマン(古!)を聞きながら歩いていてGISMのShoot to Kill でのランディのギターソロで急に涙が止まらなくなった時があったんですよ。何でランディのあのメチャな旋律で?自分でも訳が判らなかった。

何でこんなこと急に思い出したかですが、今日(っていうかさっき)も何でかウルウルが止まらなくなって・・・・
ランディじゃないですよ(笑)

モコのアルバムを最近よく聴くんですが(もちろんウオークマンではない)その中の「Diya Yebanna 」の故アブドゥのバラフォンソロで突然ドバーと涙が出てきた。
アブドゥとは昨年のママディワーク&パーティ東京のときに少し係わっただけで個人的にそんなに親密ではなかった。でも、ママアダマが「携帯電話が欲しい」とダダをこねてるときに一緒に携帯ショップの店員に交渉しにいってくれた時の彼・ライブの時のちょっとシャイな、でも熱い旋律・・・・そんな姿が想いだされて涙が出たのかと思った。

でもね、きっとそれだけじゃないんじゃないかと思う。

旋律。

Diya Yebanna のバラフォンソロの旋律と、ランディのShoot to Kill のソロの旋律には共通点があります。アブドゥとハードコアパンクに共通点?あるんです。理論的なことはよくわからないけど、確実にある。

涙腺を緩ませる旋律。しかし逆も真なりで、旋律だけでは泣けない。アブドゥとの背景と、ランディソロに於ける昔の自分を取り巻いていた環境、、、要はその奏者及び聴く側の背景も重要なんですね。
クラプトンファンには申し訳ないですが、クラプトンなんてアルコールやドラッグからの帰還・ご子息の不幸など、彼が歩んできた背景とあの異様なまでのテクニック双方があるからあれだけ震えてしまう。

ジェンベも同じじゃないか・・・・そう思います。

地下鉄でポロポロ落ちる涙を隠すのが大変な朝でした。




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3 コメント

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GISM良く聞いてました (708爺@熊本の人吉でございます)
2007-01-31 21:05:57
いきなりの書き込みすいません

熊本は人吉の708です

私もハードコア良く聞いてました

私はちょっと外れますが、あぶらだこやツネマツ・マサトシさんの曲でウルウルきたりしてました

ブログいつも興味深く拝見させて頂いてます

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GISM (タカシマン)
2007-02-01 00:42:55
アブドゥは会ったこともないのでよく知りませんが、
GISMは今でも好きなバンドです。あんなインパク
トあるバンドはそういないですからね。

残念ながらランディがいた頃のGISMは見てないですが、何年か前に渋谷であったランディ追悼ライブで
見たGISMはカッコよかったです。

いつかまた復活してほしいバンドです。
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ははは (sanagi)
2007-02-01 16:39:17
708さん
どーもです。どーも我々世代のジェンベ叩きには「そういった人」が多いですね。昔はそんな過去が恥ずかしくて誰にも言えなかったのですが、けっこう多い。
あぶら、マルが居たコメニストあたりのが好きです。ツネマツ、僕は東京ロッカーズとはちょっとずれてて(もう少し若いってことです!)EDPSのツネマツしか知らないですが、実はフリクションのヒゲさんと仕事で知り合いまして、いやぁ皆ぶっ飛んでる。。

タカシマン
このへんの話には食いつきいいねぇ!タカシマン世代にとってのハードコアってどんななんだろうね。
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