アタヤ

続きです。
苦甘い・・という微妙な表現だけどホントそんな感じでした。

「日本で常飲するとすぐに糖尿病になるよ」

マリ常連ＰＯさんの弁。
私には全く？？？？？？？です。どうやらこういうことらしい。
アフリカ、特にマリあたりは赤道も砂漠も近く想像を絶する暑さになる。一昨年やはりバマコに半年滞在したＫＳから聞いた話だが「死がすぐそこにあると感じる熱さ」だそう。そんな中ジェンベを叩き通したり踊りっぱなしなのでカラダが極端に糖分を欲するらしい。だから「アタヤで休憩」なのだそうだ。極端な話、砂糖を丸々一袋入れてしまう。でないとトロトロにならないんだね。
そしてあの苦味。何度も何度も茶葉からタンニンやカフェインを丹念に抽出する感じで、これも暑さでダレた頭をシャキっとさせる作用があるようだ。

そんなアタヤを振舞ってくれたセクバ。飲み干す私の反応を窺ってるその様子は、まるで子供のようだ。自国の風習、それも彼らにとってのコミュニケーション手段であるアタヤを遠く日本で作れる喜びと懐かしさ、そして望郷の念。。。そしてそれを「美味しい！おかわり！」と言った日本人（私）。
とってもいろいろ感じました。

実はドラムクラスは16時から。アタヤを飲んだ時点で既に16時だった。アフリカ屋のロケーションといいアタヤと囲む空気といい、そこは確実にアフリカンタイムであった。

もちろんその後の彼のドラムクラスは想像を遥かに超える素晴らしさだった。まだ認知度が低いのとプロモーションをやってないのでほぼプライベートクラスだったこともあるが。
また19時半からのリャンさんのダンスクラスで叩いた。セクバがドラマー連を指揮しながらソロを出す。リャンさんもセクバもとっても「いい空気」を作り出す人なのでダンスクラス全体の空気もとっても良かった。

もちろん帰宅後にウチにあった紅茶の葉っぱでアタヤに挑戦したことは言うまでもない。