夜はスィルケジ駅近くのホカパシャ文化センターへセマー(旋舞)を見に行きました。
セマーは、「スカートをはいた人たちがクルクル回る」ぐらいしか予備知識がなく、
民族舞踊なのかと思っていたら、全然違っていて宗教儀式なんですね
セマーは13世紀にイスラム神秘主義のメヴレヴィー教団の儀式として始まり、
オスマン帝国滅亡とともに教団も解散させられましたが、一部で伝承され、
現在ではユネスコの世界無形文化遺産にも登録されているそうです。
奥のステージは演奏者用。
尺八のようなたて笛と、びわのような弦楽器と、太鼓のような打楽器があって、
あと吟詠担当の人もいました。
最初の20分ぐらいは演奏だけ。
その後スカートをはいた人が5人出てきて、丸いステージでひたすらクルクル回ります。
このクルクル回るのが祈りの行為で、回転は宇宙の動きを表わしていて、
邪心を捨てて回り続けることで無我の境地になり、
神に近づけると考えられているのだそうです。
無形文化遺産ということで貴重なパフォーマンスを見ることができました。
でも、40TL(約2400円)はちょっと高いかな…
ブルーモスク近くの野外ステージで無料公演があったのを
知った後だったのでそう感じたのかもしれませんが。
文化センターでは演奏中・旋舞中の撮影は禁止だったので、
野外ステージの写真で…↓
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