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今後の復興はどうなるの?

2011-04-21 19:00:00 | よりよい人生を生きる為に
フリーペーパーでR25というのあります。
どうやらメーンターゲットは25歳男子?のようです。
電車を待っている間、手持ち無沙汰にかられ
何気に手にして読んでみると、案外に面白かったのです。


特に最後に書かれている石田衣良(イシダイラ)という作家の記事には
興味をそそられました。
内容は東日本大震災へのメッセージを依頼されて選んだ言葉は
「各々(おのおの)」だった、という所から話が始まっています。


ざっと簡単に内容を説明すると
『共感の能力の高い日本人が今回好んで綴ったメッセージに「ひとつになる」という言葉が非常の多かった。しかし、あまりにも被災地の人々に心寄せすぎて、サービス業はどこも破滅的に売り上げを落とし、デパートも節電の為に暗く、人出も途絶えた。被災者の為に、募金やボランティアをするのは素晴らしいし、節電や災害対策も必要だろう。しかし、被災地以外の人たちまでも下をむいていることに僕は納得できない。不謹慎と呼ばれようが、目の前の事に集中して、思いっ切り働き、遊び、そして日々の暮らしをしっかりと生きれば必ず復興の役に立つ。
「被災者の気持ちなろう」というメッセージもたくさんある。僕は作家で小説の中で色々な人に成りきるが、完璧になりきるなんて不可能である。どんなに資料を集めて、本人に面談しても、自分以外の者にはなれない。だから、軽々しく「被災者の気持ちなった」つもりになどなるのは慎まなければならない。
だからみんなに「各々」を大切に。そこにしかひとりの人間が立ち上がる場所はない。』
(以上R25より)



かなり、内容を端折って勝手にまとめているので石田さんの思いが伝わるかどうかわかりませんが
わたしが地震が起こってすぐにとても心配していた事を
作家さんらしい、思い切りのよい文章で書かれています。


日本人の共感能力の素晴らしさは、本当にわたしも誇りに思います。
しかし、今回の震災後の世間一般の人たちの行動や言動を見ると
地震に遭っていない人までが、まるで自分達までもが体験したように
傷ついていたのには、とても驚いてしまいました。


でも、自分自身が傷ついたままでは、
本当の復興はなかなかやってきません。
明るい日本の未来を築く為にも、
ご自身の傷を一刻も早く癒す事に注力ください。
そして、わたしも不謹慎と言われるかもしれませんが
食べたい物を食べ、遊びたい時には遊び・・・
みなさんも早くフツーの生活に戻りませんか?


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