2022年5月1日 参拝 牡牛座新月(部分日食)
天気 午前 午後
古河野辺にかかる連歌橋。素盞雄神社・玉鬘神社・鍋倉神社参道。
この鳥居の感じ、大好きです
手水場には昔ながらの柄杓が置かれ、何だかホッとする空間です。
鳥居をくぐると、決して広い境内ではありませんが気持ちの良い神社です。
近隣に鎮座する與喜天満宮が創建される天暦二年(948年)に
神殿大夫武磨という人物が與喜山は天照大神が降臨した地と考え、
その山すそに、弟神でもある素盞嗚尊を祀ったのが始まりだそうです。
玄松子さんのブログを読んでいて社殿に祇園守の紋があると書かれていたのでさっそく確認すると、確かにありました。
祇園守は、牛頭天王(ごずてんのう)を祀る八坂神社の護符を象った紋で、祇園信仰の影響を受けていたといたとうのがわかります。
で、菅原道真公を祀る神社には大抵の場合「牛(牛頭天王)」も同じく祀られています。
この辺り一帯は、菅原道真公の信仰が厚いので、当然といえますが。
【参考】牛頭天王(ごずてんのう)は、日本における神仏習合の神。釈迦の生誕地に因む祇園精舎の守護神とされた。蘇民将来説話の武塔天神と同一視され薬師如来の垂迹であるとともにスサノオの本地ともされた。京都東山祇園や播磨国広峰山に鎮座して祇園信仰の神(祇園神)ともされ現在の八坂神社にあたる感神院祇園社から勧請されて全国の祇園社、天王社で祀られた。また陰陽道では天道神と同一視された。道教的色彩の強い神だが、中国の文献には見られない。(ウィキペディアより)
のちに、祇園信仰の人気によって宮寺も置かれ、牛頭天王を祀る寺として「ごってらさん」と親しまれていたそうな。
【ご祭神】
素盞雄命(すさのおのみこと)
大倉比賣命(おゝくらひめのみこと)
【由緒】境内案内より
当社は 社伝によれば 今(平成三年)を去ること千四十三年の昔 天暦二年(948年)に神殿大夫武麿(という人物)が管公(菅原道真)の霊をむかえて 與喜天満宮創建の時 與喜山(大泊瀬山 或ハ天神山)は天照大神降臨の山であり その弟神 素盞雄命の霊を鎮めねばならないとして この所に社殿を構えたのが始まりであるということであります。その後 全国的な祇園信仰の高まりとゝもに 疫病除けの神として 明治維新までは 廊土寺(或ハ序土寺)という宮寺も置かれていて 本地佛 牛頭天王(祇園精舎の守護神)から転訛した「ごつてらさん」の俗称で 人々に親まれ厚い信仰を集めてまいりました。明治四十一年には延喜式内社 鍋倉神社(祭神 大倉比賣命)も合祀され 地元川上区の産土神として今日に至って居ります 末社一宇は長谷寺境内(山門傍)より明治初年に十二社明神を 遷し 仝四十一年鍋倉神社遷座とゝもに その末社秋葉明神を 合祀したものであります。
屋根には、狛犬が乗っています。
で、素盞雄命と一緒に祀られている大倉比賣命(おゝくらひめのみこと)のことがよくわからない。
最初は夫婦だと勘違いしていました。
でも調べてみると、夫婦では無く親子だとわかりました。
『古事記』では本名を高比売命(たかひめのみこと)、亦の名を下光比売命・下照比売命(したてるひめのみこと)、『日本書紀』では下照姫・下照媛、亦の名は高姫、稚国玉(わかくにたま)、『先代旧事本紀』地神本紀では下照姫命と記述される。三輪氏族の系図では阿陀加夜怒志多伎吉比売命(あだかやぬしたききひめのみこと)や秋鹿比売命(あいかひめのみこと)の別名を伝える(ウィキペディアより)
別名が多すぎて覚えられない💦
本当にわたしって何もしらんわ~と思いながら系譜をみました。
【系譜】
古事記による大国主の系図(青は男神、赤は女神)ウィキペディアより
『古事記』では大国主神(『日本書紀』では顕国玉)と多紀理毘売命の娘で、阿遅鉏高日子根神の妹としており、『先代旧事本紀』地神本紀でも『古事記』同様に大己貴神と田心姫命の娘で、味耜高彦根神の同母妹とする。
須勢理毘売命が母だとかなんとか…諸説あります。
同母で、阿遅鉏高日子根神(あじすきたかひこね)が兄で農業の神様。
この兄との話が古事記にも書かれていて、結構面白いエピソードです。
でもまぁ~長い名前ですね(^_^;)
【末社】
ご祭神 十二社明神、秋葉明神
明治41年に、與喜天満宮境内にあった鍋倉神社を合祀。
與喜山山頂に鎮座していたといわれる、式内社・堝倉神社。
(玄松子さんのブログより)明治になって長谷寺から遷座し、境内社となった十二社に、
明治41年合祀した鍋倉神社の末社・秋葉社を合祀したもの。ただし、『寺院神社大辞典』には、この祠が、與喜天満宮から遷座した鍋倉神社であるかのように記述されている。
玄松子さんのブログはいつみてもわかりやす~い!
【初瀬のイチョウの巨樹】
りっぱな巨樹です。
天然記念物で、イチョウの樹としては県下で最大の物らしいので相当に大きなものです。
鳥居を入って右手には無人の社務所があります。
好きな神社を巡っていると大抵の場合、「無人」です💦
参拝者がそれだけ少ないということだと思います。
周囲はこんな感じでとても癒されます。
土地のエネルギーをしっかりと感じました。
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今回の旅のまとめです。
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