顆粒細胞腫の診断がついた大腸生検です。食道や乳房など、顆粒細胞腫は色々なところに発生し、毎年のように病理専門医試験にも出題されているようです。胃や腸にもまれに発生し、大腸では右側結腸に多いと書かれています。粘膜下層主体に増生し、大臼歯様の形態を示すこともあります。粘膜固有層に浸潤すると粘膜上皮構造が萎縮してくるのもひとつの特徴です。
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