胃生検の小部屋 Cottage for Gastric Biopsy

胃生検からはじまる消化管病理の美しい世界

偽手つなぎ(1)

2008-11-26 | 消化管全般
 十二指腸生検ですが、如何でしょう?という相談が妹弟子からありました。一見、手つなぎ風ですが、標本の薄切で粘膜がうまく斜切りになったのでは?と考えましたので、偽手つなぎと呼ぶことにしました。鋭角に分岐しているように見えますが、腺管同志の距離は均一で、固有層(間質)に変化もみられません。
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4 コメント

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Unknown (流しの病理医)
2008-11-27 08:40:41
 核間距離も一定ですね。
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Unknown (ドクトル・クッシー)
2008-11-27 08:49:37
流しの病理医さま、コメントありがとうございます。昨日PHSに03で始まる電話がかかってきたので、いつものマンション投資の勧誘かと思って愛想なく出たら、親方だったので驚きました。
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偽手つなぎ (横這派)
2008-11-30 13:26:38
御茶ノ水からいつも拝見しています.初コメントです.この偽手つなぎは小腸生検で時々見ます.絨毛状構造が横に切れるとこのように見えるんでしょうか??ふくらみと細まりがなんとなく交互に秩序だっていてきれいな印象です.
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偽横這 (ドクトル・クッシー)
2008-11-30 21:42:41
横這派さま
コメントありがとうございます。今後とも小部屋をどうぞご贔屓に。
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