皆様ごきげんよう。先週末、身に覚えのないギフト券3000円分が送られてきて、何ぞ?と思ったところ、どうやら2ヶ月くらいまえに答えた「90%マンゴー」というマンゴーのソフトキャンディのアンケートの抽選で当たったらしい黒猫でございますよ。自分にはマンゴーの神が憑いていると思いました。
ところで今日は遅くなりましたが試写会のレビューを。
『ダイ・ハード4.0』
離婚した妻との間の娘・ルーシー(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)の様子を見にニュージャージーの大学に来ていたNY市警の刑事、ジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)のもとに、一本の無線が入る。ハッカーの疑いのある青年・マット(ジャスティン・ロング)を連行しろというのだ。文句を言いながらも彼の部屋を訪れたマクレーンだったが、そこで突如複数の賊の狙撃を受ける。どうにか難を逃れたものの、賊は明らかにマットを狙っていた。どんなヤバいことをやったのかと問い質すと、とある組織に頼まれてアルゴリズムを構築するバイトをしただけだと言う。
そして連行途中で車が衝突、外に出てみると、見える限りの街の信号は全て青になっていた。
まずは交通網、そして次に電波、最後に電力。それらを管理するシステムが、次々と何者かにハックされてゆく。それはアメリカ全土を襲うサイバーテロの幕開けだった・・・。
自分の書いたプログラムがテロの片棒を担いでしまったことを自覚したマットは、及び腰ながらもマクレーンとともにテロ組織に立ち向かう。やがてテロ組織のリーダー・ガブリエル(ティモシー・オリファント)と連絡が取れるようになるものの、マクレーンはガブリエルの予想を裏切って常に生き残り、次第に彼を追い詰め、かつ彼の手勢を減らして怒らせていく。怒ったガブリエルはマクレーンの娘を探し出し、誘拐して人質に取るが・・・?
というようなお話。
『ダイ・ハード』シリーズは結構よくTVで放映されるので、わたし多分全部過去シリーズは観ています。この間も「1」が放映されてましたね。若かったなぁブルース・ウィリス。
毎回前作を超えるアクションを目指し、成功していたようですが、今回もすごかった。やりすぎだよ。爆発しすぎだよ。流石ハリウッドはお金かかってますねぇ・・・これでもかこれでもかというくらい破壊されまくってました。
そしていくらなんでもそれで生きてるのはおかしいよという状況でも平気で(?)生き残るマクレーン。不死身すぎる。最初のうちはその不死身ぶりにいちいち信じられない!と反応していたマットも、途中からかなり頑張ってました。微妙にヘタレだったけど(笑)。
そして誰よりすごいと思ったのはマクレーンの娘ルーシー。騙されて人質に取られてしまうんですが、とにかく超強い。泣き言ゼロで、捕われの身でありながら少しでも父が有利になるように立ち回ります。映画の最初のほうでは母方の姓を強調して名乗るなど、あまり親子の仲がうまくいっていない様子だったので、後半とのギャップがすごいです(笑)。
今までとは違うタイプの敵を、と思ったのか、今回の敵はサイバーテロなわけですが、マクレーンにそんな対サイバーテロ知識があるはずもなく、この方面は全部マットが担当。なんかもうよくわからないけど俺ァ勝手に暴れるぜ!だからお前奴らの居場所突き止めろ!みたいな感じでした。テログループの、おそらくものすごく綿密に立てられた計画も、アナログ人間マクレーンのおかげで台無しです。そのギャップというか対比もよかったな。
敵が膨大な知識と最新機器を使ってくるのに対し、マクレーンは機転で切り返す、みたいな。ま、何度もうまくいきすぎる感もありますが、失敗したら死んでしまうような場面ばかりなので言わぬが花なのかも。
このシリーズ、事件はとりあえず収束するものの、マクレーンは毎回特に幸せになることもなく終わってるので何だかちょっと可哀想・・・今回とうとう妻は全然出てこなかったよ・・・。娘は大学生でお年頃で話もあまり聞いてくれないし、何だかもう切ないですね。家に帰ってもひとりなのかなあ、などと悲哀を感じてしまいます。
ブルース・ウィリスももう中年なのにご苦労様なことでした。わたしが普段好んで観るような本人がガチでバトるアクションではないですが、それでもキツかっただろうなあ。
プレミアイベントで来日した際、「次は日本を舞台にするかも」というようなことを言ったようですが、それはまあリップサービスにしても、アメリカではもう暴れ尽くした感があるような気がします。
次はもう宇宙かもな!(笑)
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