机の上

我、机の上に散らかった日々雑多な趣味(イラスト・劇画・CG・模型・HP・生活)の更新記録です。

三寒四温

2019-05-16 06:21:00 | 日々是茶飲み話
 三寒四温。
北海道の場合、これが長い。ストーブに火を点けたり点けなかったり、上着を着たり脱いだりと忙しい。
 
 でもこの月が一番好きだ。これで季節が止まってくれればと思う。
とても生活がしやすい。外に出てもほんのり暖かい、時折すっと寒い。
花も咲くし虫も出てくる。ほっとする季節だ。

 で、今日は寒い。

 

京マチ子さん逝く

2019-05-15 06:29:00 | 映画の味方
 せんだってブログにも書いた。
京マチ子さんがお亡くなりになった。

 好きな女優さんでした。

観た映画

 痴人の愛

 羅生門
 
 源氏物語

 雨月物語

 あにいもうと

 地獄門

 新・平家物語 義仲をめぐる三人の女

 赤線地帯

 夜の蝶

 有楽町で逢いましょう

 まだまだ・・・・・。


 本当に好きでした。
映画も・・・・・。
あなたも・・・・・。

 
 合掌



 

 絵は以前に描いたもの。
清書しよう。

 映画「浮草」ラストシーン。
駅舎での一コマ。

 

今日は暖かい

2019-05-15 04:23:00 | 日々是茶飲み話
 生まれも育ちも北国だが寒いのは苦手だ。
と言いながらも子供の頃から雪の中でまるくなって遊んできた。
 
 青年の頃はスキーを担いで春山登山もして来た。雪渓を求めてスキーをするためだ。
仕事も現場仕事が多く極寒の中、高所作業もしてきた。

 なのに寒いのは苦手だ。劇画を描くうえでの事でだ。
冬場は極端に描く枚数が減る。

 冬は雪投げがある。家の周りや職場はもちろん、公共のごみ置き場の雪はねも当番でやる。
道を歩くのも容易ではない。時々胃が痛くなる。

 暖かいのはいい。机に何のストレスもなく向かえる。



 絵は描きかけ。
これからだ・・・・・。


手塚治虫「僕は西部劇が嫌いだ」

2019-05-13 04:43:00 | 本の読味
 いつもながら記憶で、もの申しているので違う部分があったら御容赦願いたい。

 レモンキッドを入手した。
初出誌は昭和二十八年冒険王とある。
少年の頃に読んだのだが、内容はあまり記憶がない。よって初見である。
 
 興味深いのはあとがきである。
この作品は二日で徹夜で描いたとある。(今見ると100ページ以上ある)また編集部の机で描いた、プロットも行き当たりばったりのジャズのアドリブのようだとあり、最後はつじつまが合わなくなったのをなんとか納めたと書いてある。

 この所業を肯定するか否定するかは各人の判断にまかせるとして、当時の少年は認めなかった。題名が気に入らない(映画駅馬車のリンゴキッドがヒントかな)。おまけに絵も西部劇に相応しくないと少年は子供心に思ったものだ。

 手塚先生曰く「僕は西部劇が嫌いだ 西部劇のどこが面白いのかわからない 映画も仕方なく何本か観た」
このような事をなにかで読んだ。

石上三登志氏の著書「手塚治虫の奇妙な世界」の中で氏はこの時期の手塚先生のハイカラさやモダンさが氏の当時の子供心をくすぐったと評している。

 しかし、少年は小松崎茂先生に代表される様な挿し絵画家が描かれる西部劇に心躍らせていた。

 当時は内外問わず西部劇ブームのようで、早撃ちのサーカスのようなものが日本でも各地で実演されていた。
本国アメリカでも早撃ち大会が催され若き日のスティーヴ・マックィーンやロバート・フラーも出場していたと当時の雑誌で読んだ記憶がある。

 ゆえに、手塚先生にも無理やり編集部から西部劇の依頼があったのだろう。
あとがきからはありありとその苦労の汗が滲み出ている。

 「僕は西部劇が嫌いだ」

 お察ししますよ。手塚先生。
当時の少年はそれを見抜いていましたよ。

 結局はあとがきが面白くて入手したのか。



 いま、みるとディズニーの影響がうかがえるドタバタシーン。



 とはいえ、お薦めする。
ジャズのアドリブの様だというのはカッコイイ。
 



 
 
 

 





霧笛が俺を呼んでいる

2019-05-12 06:54:00 | 映画の味方
 小さなビスケット一枚と薄い珈琲を一日一食として僕は絵を描いていく。



なんとも、おかしな文章だ。
心情的にはこういうスローガンのもとに生きているつもりだが、ご心配なく実際にはもっと食べている。

( 写真は2017年・奥さんが旅行中に手前が作ったモノ・この頃は奥さんも調子が良かった )













(今、こうしてみるとウィンナーが多い・卵とウィンナーは重宝だ)

 先行きの心配がないわけではない。
本当にこういう生き方をしなければならなくなるかも知れない。

ひとりになったらどうしよう。とか。

 いろいろな事を考えると筆が止まる。



( 絵は映画の看板の描きかけ、霧笛が俺を呼んでいる )