専門学校の成績の締め切りが今日だったので、火曜日に試験の採点に行ってきた。個人情報の問題があり、持ち帰って採点できないので、学校に行かなければいけない。ボクは設計製図のほかに建築計画(1年)と建築施工法(2年:木造住宅に特化)の2科目を担当している。
この科目は他の先生方と重なるクラスがないので、ボクが勝手に試験問題をつくり、採点をする。2教科とも、今年初めて担当するので 授業の準備が大変だった。そのぶん、試験問題はちょっと面白くしようといづれの教科も最後の問題に 「この授業の感想を述べよ。今後の参考にします」 という記述式?の問題を入れた。モチロン、なにか書けば点数がもらえるというオマケ的問題である。
まあ、いろいろと書いてくれます。中には真面目に 「建築の大変さが少しはわかったような気がします」 「これからもがんばります」 など嬉しい感想を書いてくれた人もいますが、意外だったのは2年生の感想~。専門学校は2年制なので、彼らはもう卒業ということもあったのでしょうが、「先生の授業は・・・他の授業と違い、あまり教科書に乗っ取っていなくて・・・」 「・・・略・・・これからもがんばってください」 ???
一応、教科書に乗っ取って授業を進めていました。ただ、教科書のページ数が少ないので そのままやってしまうと1年間時間がもたないので 回り道をしながら何とか興味が涌くように実際の現場の話しなど入れながらやっていたのですが、どうも他とは違った授業の印象になったようで。。。
そして、・・・これからもがんばってください・・・これって教えてもらった人に使う言葉だろうかとふと疑問に感じる。2つとも、1/4ぐらいの学生が書いていた。威厳がないのであろうか。。。
不真面目といわれるかも知れませんが、ボクがつくった問題で一番答えが面白かったのが、 「この授業の感想を述べよ。」 これですね~。回答にバリエーションがあり、非常に楽しく採点させていただきました。