今年に入って2冊本を読んだ。1冊は 阿刀田 高の「三角のあたま」。読みやすい文章で内容もよく楽しい時間をすごした。もっと他の作品も読んでみようと思った。もう1冊は 椎名 誠の「むはの断面図」。椎名誠は「あやしい探検隊」シリーズから始まり、かなりの作品を読んでいる。この人のビールの飲みっぷりの表現はいい。こちらも飲みたくなってきますから。考え方に筋が通っているのもいい。基準がぶれていないのですねぇ~。
さて、話は変わり、今回は「水」のはなし。この前にショールームに行ったとき、INAXに置いてあったコップの形をした本から抜粋。
■人間が1日に必要な水の量→2.5L(水やお茶などのほかに、ご飯やパン、野菜、果物などに含まれる水分を含む)
■地球上で私たちが使える水の量→0.007%(地球上にある水の97.5%以上が海水で、淡水の多くも氷河など凍結した状態)
■日本人1人が1日に使う水の量→320L(2002年には1960年代の約2倍に増え、主要先進国で4番目に多く、世界平均の2倍の量)
■1分間に蛇口から流れる水の量→10L(こまめに蛇口を閉めることが節水につながります)
■干ばつ地域の人が1日に使う水の量→10L
■お茶碗1杯分のお米をつくるのに必要な水の量→828L(お米約230g分)
■日本で1秒間につくられるペットボトルの量→7000L
■家庭でトイレに使う水の量→28%(お風呂:24%、台所:23%)
■牛乳200mlを薄めるために必要な水の量→3000L(コップ1杯の牛乳を流した場合、魚がすめるくらいの水質に戻すにはお風呂17杯分の水が必要:お風呂1杯180L)
だからINAXは水を大切にしている企業なんですよ~という趣旨がかいてあるのですが、これを見て水を大切に使おうという気持ちにはさせられました。他で聞いた話ではシャワーも20分間使い続けるのであればお湯をはってお風呂に入った方が水の消費量が少ないらしい。ちょっと雑学に使えそうではないですか~。
使っていましたが~
ちょうど12年前の阪神大震災の時 イヤという程 そのありがたさを痛感しました。
蛇口をひねっても 水は1滴も出ない~という恐ろしい現実を突きつけられて 給水してくれる自衛隊の人が 神様のように見えました~(笑) 飲み水は それで まかないましたが トイレの水は 小学校のプールや 池まで 汲みに行きました。(夫や息子の仕事でしたが) 長男中一 次男 小5 今となっては ホントに貴重ない体験だったのだな~と思います。
久しぶりに 洗濯機をまわせたときは 感動でした~
これからの世代をになう子供たちに もっと 節水 節約の心を育ててほしいものだと思う この頃です~ (∪_∪)
震災から12年たちましたが、震災のことも風化させず、伝えておかないといけないと思っています。ボクたち建築関係者は忘れてはならない教訓がたくさんありましたから・・・