え~今回もテレビ番組のメモです。東京テレビ系の番組で「主治医が見つかる診療所」って番組です。これは素人にもわかりやすく、FJCの講習会のアイスブレーク(漫才でいう、最初のつかみ)に使わせてもらっています。日本人のベスト3の死因の疾患として、癌、心疾患、脳卒中があります。その手術の特集でした。
まずは、胃がんの手術から。90%以上は開腹術で行われるのですが、医師によっては胃を開腹せず、穴を開けて行う方法もあるようです。ソフトバンクの王監督もそうだったらしいのですが、お腹に穴を開けて(6ヶ所)カメラとメスを挿入し、それを操縦しながらの手術。すごいテクニックでした。その患者はなんと、次の日に歩けるぐらい回復していました。
次に脳外科医の話。動脈瘤があり、それが破裂する前にクリップでとめる、クリッピング手術の達人でした。この方も世界中で有名で、このクリップを自分で開発していて100種類以上のクリップを開発しています。、クリップの名前も「佐野クリップ」と本人の名前がついているぐらいです。脳外科の手術で初めて顕微鏡を使って手術した人です。このぐらいの人になっても手術前はシュミレーションをかかさず、脳をイメージし、手術のイメージトレーニングをしていました。
次は心臓病。動脈硬化から冠動脈(心臓の廻りにある心臓を動かしている血管:非常に細い)が細くなり詰まって心筋梗塞になる患者の手術。心筋梗塞って1本の冠動脈だけかと思っていたのですが、人によっては3本も5本もあるのでビックリ!。普通は人工心肺を使って、心臓をとめてから行うらしいのですが、そういう患者は脳梗塞や様々な危険が伴うので、心臓を動かしたまま手術したほうがいいのです。この手術はよく聞く、バイパス手術(詰まった血管の代わりに本人の静脈の血管を取り出し、他の動脈とつないで血液を送れるようにする手術)で血管を縫い合わすのです。その時に血管から血がもれるのでシャントチューブというものを血管にいれて外に漏れないようにします。血管を縫う最後の一針の前にこれをぬいて終了。
まるでブラックジャックの世界(漫画、作者:手塚治虫先生 これもとても面白い!)の世界ではないですか!日本の医療はすごい! それにしてもやはり、血管(動脈)が硬くなると動脈瘤になり恐ろしいことになります。こ、これは自分の日常生活を省みると非常にヤバイ!でも何とかなると思っている僕の日常生活に変化なし。しかし、タバコ(動脈硬化促進材?)だけは何とかやめようかと思う今日この頃です。(表現が古い!)
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