Genの思いつ記(Gen建築設計所)

人はいろいろであります。いろいろな日常を思いつくままに記録していく建築設計事務所のブログです。

エジソンの竹

2018年04月24日 | 福祉住環境

縁があって、タケノコを採りにいく。採りにいくと
いうか、掘りにいく。場所は京都府八幡市の石清水八
幡宮のすぐ近くの竹林である。
 
そんなに大きくない場所であるが、今年は豊作で
あった。この八幡の竹というのは 昔、エジソンが
電球を発明して大量生産する時にエレメントという
電球の中心にある発光部分の材料に使われた。
 
そういう意味で「エジソンの竹」と言われている。
それは世界中に輸出され、竹の消費量は凄かったと
言われている。八幡だけでは足りないので近辺の竹も
八幡産として輸出されたという。
 
「エジソンの竹」は授業でのネタでもある。(笑)
何が違うのかわからないが、世界中の竹の中から、
八幡の竹が最適だとエジソンに認められ、使われる
ようになった。
 
そういえば、タケノコも少し違うようだ。たいていは
小さなタケノコは柔らかいのであるが、ここのは硬い
そうだ。大きすぎると硬いのだが、ある程度の大きさ
が柔らかいようだ。ということを山の持ち主から教え
てもらう。
 
そういうことなので、タケノコを採るというよりも
掘るのである。大きいので重労働なのである。そして
筋肉痛なのである。ただし、ここでも達成感というも
のがタケノコを掘るモチベーションになる。
 
うまく掘れた時は気持ちがいいのだ。失敗して途中で
もげたりするとタケノコに申し訳なく、うなだれる。
そういうことを繰り返し、タケノコは積み上げられて
いく。成功と失敗の繰り返し。タケノコ掘りは人生の
縮図なのである。(笑)
 



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