最後の日まで

　人生の幕引きを如何にするか・・・・
　　なかなか難しい問題です
　　　思い描いていたようにはいかない

　父は多分もう回復の見込みはないのだろう
　　しかし、直ぐに終焉の日が来るわけではない
　　　徐々に体力を失い、息がしづらくなり
　　　　ただ、為すすべもなく見ているだけの時間が続く

　『枯れるように静かな』最後を迎えるのは難しいようだ

　『その日』が来るまで、どんなことがあるのだろう

　老いて死ぬ・・・・・のは大変なことです　
　　

　　　

老老介護の日々

　入院からはや二週間が来ようとしている
　　母は日中は付き添いをすることにしている
　　　朝は８時過ぎに病院へ出勤
　　　　夜は22時頃に帰宅、あいだに昼休み2時間程・・・という日々

　わたし？
　　８時に母を病院へ送っていき、
　　　昼過ぎに昼食に連れ出すために再び病院へ
　　　　こんどは犬の世話のために21時ころに実家へ行き
　　　　　22時頃に病院へ迎えに行く、という日々を送っています

　なんか、落ち着かないわぁ
　　小刻みな時間ではまとまった仕事ができず
　　　何にも片付かぬまま、時間ばかりが過ぎる・・って感じです

　あっという間に一日が終わる

　母もよく頑張るよね！　　えらい
　　
　

熱にうかれて

　
　父は入院中です
　　肺炎を起こしているのですが
　　　熱がひかない
　　　　抗生剤を随分投入しているのですがダメ

　主治医はちょっとくたびれている様子
　　『だって、僕の専門じゃないもん。』
　　　転院を打診されています

　彼の気持ちも解るけれど
　　こっちだってどうすりゃいいのかわからない
　　　悩みます

　そんな我々の気持ちも知らず
　　やや痴呆気味の父は熱にうかされ
　　　訳の分からん事を口走っている毎日
　　　　大変を通り越して、笑うしかないです
　

福きたる

　私にじゃないんですよ
　　友達に

　今日は初茶会で福引があった
　　長い式典を耐えているのは、この福引のため・・なんちゃって

　皆が、息をのんで見守る中
　　当選者発表

　『えっ』聞いた名が・・・

　『おめでとう～！』って言ったら　
　『今年の運を使い切っちゃったよぉ～』と嬉しい悲鳴をあげてました

　私の福は、何処に～

無謀な挑戦

　父の調子が悪くなり、夜も目を離せない状態になった
　　入院中だが、『付き添い』を依頼された
　　　少々痴呆が入っているので、環境の変化には対応出来ない・・ので
　
　そして　
　一応我が家では一番元気なことになっている私にお鉢がまわってきた

　　　　夜のあいだの見張りである。

　　　しかし、さすが三日はきつかった
　　　　夜に充分寝てないからといって、
　　　　　昼間にぐうぐう寝ているわけにはいかない
　　　　　　主婦としての仕事だってあるもん

　　　気分が悪くなり、目がぐるぐる・・・でダウン
　　年寄りのお仲間になりつつある身には、少しばかり無謀な企てであった

　　　人材不足の我が家は、今晩、母が二日目の付き添いに挑戦中
　　　　　なかなか、母も無謀である　
　　
　

時間の流れ

　通常業務に戻り、いつもどおりの日々…のはずだが、落とし穴があった
　　私の時間が年末とつながってなかった

　この一週間の忙しさで、年末の日々を忘れている
　　記憶が戻ってこない
　　　頭までリセットされちゃった　　　　
　　　　は・く・し　の状態

　仕事も家事も一から考えなくちゃ
　　暮れには何をしていたんだっけ・・・

　
　　

『正月』に辿り着く

　あけましておめでとうございます。
　　今年は年末年始寒波に襲われ、予定が狂いまくりで
　　　慌ただしい正月となりました。

　正月は誰のためにあるのか…と思う次第です
　　多くの帰省家族を迎え家はごった返している

　　　年末…人手の欲しい時期には若者は帰ってこない
　　　　　　来るのは、老人。よって独りで大掃除をする
　　　年始…食欲たくましい若人が帰ってくる
　　　　　　おせち料理は好みではない、暖かい出来立ての食事を希望
　
　かくして、目の回るような日々が続く

　三が日を終え、それぞれの家族が帰るべき場所にもどり
　　やっと、私の正月らしきものがやってきた

　本日、初詣に出かけた。
　　息子と二人。華やいだ参道を歩き、ようやく
　　　『あぁ、正月なんだなぁ…』と感じた
　　　　明日からは、通常営業だよね。