元:店主の独り言

ほんの些細なこと勝手気ままに書いてます

コンビニのおにぎり

2012-11-13 | Weblog
コンビニのみならずスーパーのお総菜コーナーのおにぎりも美味しいよね-。
私が時々買うのは、ご飯だけのおにぎりや具材のシンプルなモノ、またその真逆でそれはもうおにぎりじゃないだろーって位凝っているモノのどちらかです。
シンプルなおにぎり、コレ、ホントに美味しいと思う。
10年以上前までは、おにぎりっておにぎり風の食べ物って感じで美味しいとは言えなかった、単に空腹を紛らわすだけの食べ物って感じ、だった。
コンビニ等のおにぎりはこの20年位前から少しずつ進化・進歩をしてきた。
最初の段階では米と言うより包材の進化に注力してきたと思う、これは海苔のパリパリした食感を活かそうとしたモノ。
ご飯と海苔を分離して包むことによってその食感を向上させた。
その分離した包材もどんどん進化していった、最初の頃は1度広げて切れ目に沿って包材を取ってもう一度包み直すっていうモノだった。
そしてそれは、両端下部を引っ張って中の包材を引き抜くタイプや上部の角を引っ張って包材を引き抜くタイプ、そう進化していった、それらのアイデアはスゴイモンだ、と思った。
でもご飯の食味自体はそんなに改善されてこなかった、相変わらず作ってから時間の経ったおにぎりっていう感じで。
この数年前からご飯も大幅に改良されてきた、包材がどうのこうのと言うより、ご飯が美味しいのである。
ご飯を美味しく炊くのには、良い米を使う・炊き方に配慮する、が必須条件である。
但し、それは炊きたてのご飯をすぐに食べる場合のことであって、おにぎり等の長時間経った後に食べる場合とは違う。
おそらくコンビニのベンダーが、経時変化を踏まえた上で、どの米をどのように炊くのがベストなのか、それを研究し尽くしたのであろう。
むしろその炊きたてのご飯は美味しくないかも知れない、何時間後かにはとても美味しくなるのだが。
多分、米に関してここまでこだわるのは日本だけだと思う。
私が毎年行っている、セブ・フィリピンでも米は主食である、そしておにぎりのような竹で編んだような包みに入ったモノもある、でも米自体が長粒種で日本人の私にとっては美味しいとは言えない、それに日本のコンビニのように時間が経っても美味しい、なんて工夫はされていない。
以前に仕事で頻繁に行っていた中国も米が主食である、ご飯が不味いとは言わないが、美味しいとも言えない。
取引をしていた山東省の、とある工場ではいつも昼食は外での接待ではなく、社内事務所で食事を出されていた。
そこのご飯がものすごく美味しいのである、どうしてこんなに美味しいのか?と聞いたら、日本からわざわざ米を輸入している、とのことだった。
時代の流れで日本人の米離れは年々進んでいるようだ、今一度美味しいご飯を思い出して、楽しんでみては如何なモノだろうか?
そんな事を言っている私も、今から店に行ってラーメンの仕込みを始めるのだが…。

本日は
7時までのサービスメニュー
やってます!

本日は
「ととらーめん」ご用意しております!

忘年会・新年会のご予約承ります!

ホームページ

メルマガ会員募集中!
週に2~3回程度、お魚の入荷状況・休業等のお知らせ・時々お得な情報!が送信されます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする