愛の輝きとつぶやき

写真、アート(絵画、書、詩)日記

ガイアリズムに乗る∞∞続き

2018-04-06 19:35:42 | 今に生きる

◎ガイアリズムに乗る∞∞

前日の続きです。

 地球とネットワークイメージ背景素材の写真

 

ガイアリズムの乗る者こそが人類史をリードする

 

「権力者が文明周期の終末に至る時、彼らは最後の最後までそれを

維持しようと躍起になる者だ。しかし、寿命を終えた文明は、

非建設的にしか活動できず、それをひきずる期間が長引けば

長引くほど破壊性を増す。そして最後には自身をも消滅へと

追い込むことを我々は知っている。

文明焦点は、大いなる生命の繁栄を実現させるが、

欲のままにその繁栄に固執した場合、破壊もまた繁栄と同じほどに

大きなものとなるのだ。

今あなた方が払うべき努力は、旧文明をできる限り穏やかに早く

終息に向かわせる努力である。」

 

「聖なるリズムは動かしがたい天地の働きであるが、そのリズムに

いかに響き合うかは、あなた方自身の選択で決まるのだ。

我々シュメールの叡知の保持者たちは、聖なるリズムを

自己の利のために用いることをしなかった。

それは必ず反作用を引き起こすことを知っていたからだ」

 

 

「…自己の立場を守るために旧文明の価値観をなおも

自己の価値観として主張し続ける人々、ほかを犠牲にしてまで

旧体制で獲得した自己の権利を保持しようとする人々は、

世界にもあなたの国にも無数にいることを知らねばならない。

そうした一人一人の生き方を変容できるかどうかがより

本質的な問題なのだ。そして、それが達成できるかどうかは、

あなた自身の生き方にかかっている。」

 

 

「一個人が宇宙のリズムに乗ることは、あなたが考える以上に、

人類史に直結するのだ。

あなたの中心点は、人類の中心点でもあるからだ。

あなた方日本人の年末の大そうじの習慣は、

我々シュメールの習慣に近いものがある。

これを10日早く行えば、自然のリズムに重ねることができる。

この期間に不要な物を捨てると同時に、心の過去も捨て、

澄み切った魂とすることは、自然のリズムにかなっている。これを、

もっと大きなリズムで行うべき時にあなた方は今いるのだ。…」


…………………………

新しいエネルギーの問題や新規学校建設の問題にしても、

あらゆる既得権益を手放さず策を弄している人々がいる。

日本だけの事だけでなく、世界中でしのぎを削っている。


新緑木漏れ日と流線型の抽象背景の写真

 

 


∞∞ガイアリズムに乗る∞∞

2018-04-06 02:36:13 | 今に生きる

ガイアリズムに乗る∞∞

「ガイアの法則」著者 千賀一生 徳間書店より一部を抜粋させて頂きます。

数年前読んだこの本をまた読み始めた。今の日本や世界の状況は待ったなしに

変化している。この動きは、地球のリズムと宇宙のリズムに連動している

ことは間違いない。

鈍感でいるか、敏感に感じているかによって生き方が全然違ってくる。

リズムに乗るにはどうしたらいいのか、気になるカ所はいくつもあるが、

その一部を抜粋させて頂きました。

人類の文明が始まった地イラクのシュメール、そのシュメールの最高神官が

話す言葉には説得力があります。

      フリーイラスト, 宇宙, 天体, 月, 惑星, 地球

◎ガイアリズムに乗る者こそが人類史をリードする

「捨てるべきリズムにある時、そのリズムに逆らった場合、

宇宙のリズムは、強制的な喪失を彼に強いることになる。

現代のあなた方は何でも溜め込もうとして、

それが宇宙のリズムを滞らせる結果をもたらしている。

各節目にあたって常に捨てることを心がけるだけでも

あなた方の人生は向上する。これを怠っていると、

宇宙は強制的にすべてを空にさせる状況を与えるようにできている。

それは宇宙のリズムバランスを取り戻すための働きなのだ。」

 

 

「自然界の木々が葉を落とすのは、新芽が胎動を始めたことを

感知するからだ。

もしも木々が葉を落とすことを惜しんでいたならば、

木々は命の危機に陥ることになる。このことを、文明の上で、

あなた方はやろうとしている。

あなた方が過去の文明、過去のシステム、過去の権力、過去の考え方を

失わないように躍起となればなるほど、天はあなた方にハードな喪失を

強いることとなるだろう。

今はすべてを捨てるべきリズムにあるのだ。

捨てなければ新たな誕生を見ることはできない。

捨てることに恐怖を抱くのは、新芽の胎動に気づかないからだ。

あなた方が想像もできないほどの活気に満ちた、すばらしい文明が

すでに胎動を始めていることを、あなた方は確信しなくてはならない」


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「グローバリズムとは?」

2017-09-11 20:29:06 | 今に生きる

「グローバリズムとは?」

二十一世紀の現在、わが国を襲っている国難は、グローバリズムです。

グローバリズムとは国境をなくして世界を一つの市場で統一することを目指す

イデオロギーです。簡単にいえば、

自由に金儲けをすることを可能にする強欲金融資本主義といえる。

このグローバリズムの弊害が世界各地で突発しています。

日本も例外ではありません。グローバリズムの推進者は、

わが国の伝統的な文化や習慣、道徳が世界の市場化のために障害であるといって

はばからないのです。

グローバリズムの推進者は外国人ばかりでなく、日本人の中にも、

特に経済界、官界、メディアや言論界の中に、多くのグローバリストがいるのです。

今日のわが国は、内外から押し寄せるグローバリズムの圧力に翻弄されている

極めて危険な状況にあります。

正しく、国難です。

日本国家の崩壊を防止するためには、

利益追求という我欲に基づく、経済成長至上主義的な資本主義社会から、

社会全体の調和的発展を目指す、分掌・分業型の資本主義社会への転換を

目指すことが必須です。言い換えれば、物質中心主義的な発想から、

目に見えない霊性をも同時に尊ぶ価値観の社会への変革が必要です。

分掌・分業型の社会とは、私たち一人ひとりが、それぞれの個性を発揮して

社会に貢献することによって、社会全体が調和し発展するという、

古来の調和社会の考え方です。私たちの心の中に記憶として残っている

古代日本人の生き方を取り戻すということです。

別の視点からいえば、物質主義と精神性とのバランスを取って社会を

発展させるということです。

グローバリズムは物質至上主義ですが、今、物質主義的な生き方は完全に

生き詰まっています。今必要なのは、グローバリズムと各国の民族性を尊重する、

ナショナリズムとのバランスを取ることだと思います。

このバランス感覚、中庸的な立ち位置が大切だと思います。




 


「足るを知る」の意味

2017-05-16 11:42:28 | 今に生きる

前回に引き続き、馬渕睦夫氏の書籍より一部抜粋させて頂きます。

日本再発見その十四より

タイ国王が国民に呼びかけた「足るを知る」の意味

※「足るを知る」生活にもどろう

タイの国内がバーツ危機で混乱したとき、タイのプミポン国王が国民に

メッセージを発せられたのです。そのメッセージに、私は非常に感心させられました。

国王はこう国民に訴えられました。

「原点を忘れてはいないだろうか」と。

つまり、「タイは農業で発展してきた。だからタイは豊かな国なんだ。

ところがその足下を忘れて欧米の近代化の利点だけ、過剰消費だけを受け入れて

しまったがために、1997年からの混乱を招いたのであろう。

だから私たちは、その『足るを知る』生活というものに戻る必要があるのではないか」

__、プミポン国王はそういうことを強調されたのです。

タイの豊かさの根源であるタイの農業、特に稲作ですが、それをもう一度見直す

必要がある、そういうことを順々と諭されたのです。

私たちは、なかなか「足るを知る」生活というのはできません。しかし、

「足るを知る」生活を忘れると、極端に走ってしまう危険があるのです。

プミポン国王は敬虔な仏教徒であり、タイの国民は、9割5分ぐらいは仏教徒です。

一部イスラム教徒がいますが、ほとんどは仏教徒です。そういう人たちにこの

プミポン国王の言葉は響いたと思います。

国王は、〝中道〝の生活の重要性をおっしゃったのです。

「足るを知る」生活です。これは仏教の教えの基本です。

両極端を避ける。過剰な消費生活、大量消費文化ではなく、

また逆にストイックな生活でもない生き方です。

今の言い方で言えば、グローバリズムと伝統文化の中道の生活をするということです。

その両方を日々の生活態度にどう結びつけていけばよいかを考えよう、

そういう指摘であったと思います。

これはまさに世界が直面している問題です。

そういう意味で私は、プミポン国王が亡くなられたことは非常に残念に思います。

「中道の生活をする」「足るを知る生活をする」ということはむずかしいかもしれません。

この世の中は、あまりにも物質的な欲望が多すぎますからね。

しかし、私たちは日々の生活のなかで、少しでも中道というものを振り返ってみる

時間が必要であろうと思います。

一日のうちの数分でもいいから、そういう「足るを知る」生活というものに

思いを馳せてみるということが必要になってきているのではないでしょうか。

そういう日々のささやかな努力の積み重ねが、やがて大きくわが国を動かしていく

ことになるだろうと私は思っています。

 

(タイ国王のラーマ9世(プミポン国王)は、先般「2016年10月13日)亡くなられました。)

    …………………………………………………………………………………………

 

◎この項目には、他に タイの不景気とエリート階級の反応  と

「欧米流近代化」と「自国の伝統文化」の両立に成功した日本 があります。

 

 

 


「十七条憲法」に記された民主主義の思想

2017-05-11 17:35:39 | 今に生きる

「十七条憲法」に記された民主主義の思想

前回に続いて馬淵睦夫氏の書籍から抜粋しました。

抜粋1:

「十七条憲法」に記された民主主義の思想

日本には、古くから自由も民主主義もあります。それは『古事記』を読めば

わかります。

前著(『和の国・日本の民主主義』)で詳しく述べましたが、日本は世界で

最も古い民主主義国だと思います。日本は古来より「合議制の国」なのです。

高天原の神々も、すべて話し合って物事を決めていました。

民主主義、議会政治の元がここにあるわけです。これが日本の伝統的な

民主主義でなくてなんと言えばよいのでしょう。

高天原以来のこの精神が、十七条憲法に文字化されているのです。

十七条憲法の一条は「和を以て貴しと為し」です。

ちゃんと話し合えと言っているのです。

しかも最後の十七条にも

「必ず衆(もろもろ)とともに宜しく論(あげつら)うべし」と書いてあります。

つまり、「話し合え」と言っているわけです。話し合えば物事はうまくいくと

言っているのです。だから日本は、世界のなかでも最も民主主義国であったと

言えると思います。

残念ながら、これまで私たちはそういうふうには教えられてきませんでした。

また、そういう発信もしてきませんでした。

しかし、前述したように、すでに日本は議会制民主主義の基礎を

遙か昔から持っていたわけです。

西洋こそ、私たちの価値観に沿うべきだと私は思います。

 

 

櫻田さんは「近代以降、日本の国家路線の基調は、福沢諭吉が『文明』と

呼んだものに連なることにあった。その対外政策上の具体的な表れが、

明治期における日英同盟であり、昭和中期以降の日米同盟であった」とも

書いています。

このような解釈をされているのです。非常に驚きました。

評論家の日下公人さんがよく言っておられますが、これは、「劣位戦」です。

つまり、最初から日本は下に立って対応しているわけです。

こういう対応の仕方を続けていけば、いつまでたっても日本は

真の独立ができません。精神的に独立していかないと、物理的にも

独立できるわけがないのです。

ですから、私たちが今やるべきは「優位戦」なのです。

 

 

私は、櫻田さんを直接存じ上げないので、この文章だけで判断しては

いけないのかもしれません。しかし、「明治以降の日本の国家路線の基調は、

福沢諭吉が『文明』と呼んだものに連なることにあった」という主張には

強い違和感を覚えます。

もしそうであったなら、とっくの昔に日本は植民地になっていたはずです。

なぜ植民地にならなかったのか。そこに明治の先達の苦労があったわけです。

彼らの文明を「そのまま」受け入れなかった、日本の伝統に合うかたちに

つくりかえて受け入れたからこそ、日本は植民地化されなかったのです。

日本という国柄を考える場合、このことが最も重要なことです。

日本は無制限に、無制約に西洋文明を受け入れたわけではありません。

これが日本の国体であり、日本の歴史の神髄なのです。

こういうことが子供たちに教えられていないということこそが大問題なのです。

それが日本人としてのアイデンティティを失う大きな原因になっている、

と私は思います。

 

抜粋2:

産経新聞の「正論」欄(2016年6月27日、29日)に掲載されたお二人の論文を

見ながらこのテーマについてお話したいと思います。

ひとつは評論家の宮家邦彦さんの論文、もうひとつは東洋学園大学教授の

櫻田淳さんの論文です。

お二人の論文に共通するのは、一言で言えば「日本はグローバリズムの方針を

貫くべきだ」ということです。そして、国際主義は理性だと言っています。

「「理性主義」が立派な態度だとするお二人には見落としているものがあります。

それは、理性主義は左翼思想であるということです。

グローバリズムというのもいわばアタマで考えたひとつの理性的な

イデオロギーに過ぎないのですから、これも左翼思想であるのは当然です。

つまり、このように「保守の人が左翼思想を擁護している」というのが、

今のわが国の言論界の状況なのです。

 

………………………………………………………………………………………

 

馬淵睦夫氏は、理性的な発言をしている人には気をつけろ と言っておられます。

私たちは理性的側面と感情的な側面の両方を持っている存在です。

この2つのバランスをどうとるかが個人の生き方にかかわりますし、

日本国全体の問題でもあります。