愛の輝きとつぶやき

写真、アート(絵画、書、詩)日記

明治維新150年目の岐路に立つ日本」

2018-06-02 20:01:39 | 言葉と言霊

明治維新150年目の岐路に立つ日本」

前日の続き………

 

「美(うま)し国」日本の底力  著者:加瀬英明 馬淵睦夫 

      発行:ビジネス社  第1版発行 2017年10月1日

 

 

「混迷のときは原点に戻る」が鉄則

 馬渕  幕末期の英傑に勝海舟がいますね。私が彼に感心したのは、はっきり言えばたった一つのことです。

よく知られているのは、江戸城無血開城の決断をしたということなんですが、私が強調したい彼の重要な信念は「外国からお金を借りない」ということなのです。

彼の回顧録である『氷川清話』などを読んでみますと、これが何度も出てきます。「外国から借金をしちゃいけない」と。

当時、彼がそう言い切っていたことは凄いことです。もし幕府がフランスからお金を借りていたら、あるいは薩長がイギリスからお金を借りていたら、と思うとぞっとします。

もし借金をしていたら、戊辰戦争も彼らの代理戦争になっていた可能性がある。しかも、その当時の借金をいまだに我々は返し続けなければならなかったかもしれない。

勝海舟は、そういうことを直感的に見抜いていた人なのではないでしょうか。

また、西郷隆盛との会談も、日本人独特の阿吽(あうん)の呼吸で、無血開城の合意に至りました。

そういうところが、やはり西洋の歴史でいう「革命」ではない証しなのです。

先ほども申し上げたように、これはやはり「復古」だということです。

そもそも、国の根幹を揺るがすような事件が起こった際、我々日本人の知恵、先祖の知恵というのは、いつも復古を目指します。過去に戻って、どう対応するかを考えるというという智慧だと思うんですね。

言葉では「王政復古」といいますが、加瀬先生もおっしゃったように、王政といってもヨーロッパ流の王政ではなくて、元々の日本の形を指しているのです。権威としての天皇がおられて、そのもとで行政機関が日々の政治をやる。そのように、天皇を国民が支えるという体制の「復古」を目指したのが明治維新であると、解釈することができるのではないでしょうか。

 

 

なぜ、日本語には「心」が付く言葉が400以上もあるのか?

 加瀬  日本人は「心の民」だったとも思います。ところが文明開化で西洋の事物がわっと入ってきて、西洋の真似をするうちに、手段である真似を目的だと思い込んでしまい、だんだん心が疎かになっていると思うのです。

僕は物書きですから20巻もある国語辞典を持っています。あるとき「心遣い」とか「心づくし」とか、上に「心」が付く言葉を数えてみたら、なんと400以上数えてもまだ終わらない。

一方、英語のコンサイスの英和辞典を引いて、heartが付く言葉を引いたら、10ちょっとしかないのです。

「heart burn=胸焼け」「heart attack=心臓まひ」とかね。このことからも、我々日本人は「心」の民だということが分かります。

ところが最近は、日本人でも「心」ではなく「頭」だけを使って暮らしている人が多いのではないでしょうか。昔は心を用いて、みんな生きていたにもかかわらず……。

 今、「AI(artificial intelligence=人工知能)」が話題になっていますが、ロボットはどこまでいってもロボットで、使うのは頭だけです。友達も家族もいません。

もっとも最近は、喫茶店などにもお一人様で行くらしいですね。昔は喫茶店といえば仲間と一緒に行くものでしたが……。

 

馬渕  そうですよね。私も時々喫茶店に行って勉強しますが、二人連れのお客さんでも、コーヒーを飲みながら互いにバラバラにスマホをいじっている光景をよく目にします。会話をまったくしないで……。それで、飲み終わったら出て行くだけなんです。

 

加瀬  高齢者の中にも、一人暮らしの人が増えていますね。ある調査によると、朝昼晩一人で食事をしていると、精神障害が起こるそうです。それで孤独死が多いわけですから。

いずれにしても、だんだん頭だけを使う社会になっていくというのは、空恐ろしいことだと思いますね。

 

 馬渕  今ふうに言えば、いわゆる「理性」ばかりが尊重されて、感性というものがなおざりにされているということでしょう。

先生がおっしゃった「心」というものの大切さは、学校教育でも教えられていません。このままでは、本当にAI社会になってしまう……。

 しかしながら、本当は人間には理性と感性、両方が必要なのです。明治時代もそうでしたが、日本は太古の昔からその二つが必要なんだということを、体で知っていたはずです。

言わなくても分かって生活をしていたところに、西洋文化という「理性文明」が入ってきてしまった……。そして、その相克がいまだに続いているのが、今日の日本の姿だという気がしてなりません。

 

 加瀬  明治維新によって、近代国家ーー近代国家というのは嫌な言葉ですがーーが完成したことにより、簡単に言えば頭だけを使う社会になって、その成れの果てが今の日本なのではないかと思います。だから僕は、明治維新は余計だったということを、声を大にして叫びたいのです。

 

 馬渕  今はまったく明治維新の頃と同様に、改めて日本の精神性を取り戻そうとするべき時期だと思います。

戦後民主主義は確かに居心地の良い時代を作りました。ただ、こうした太平の夢を貪っているときにこそ、加瀬先生や私のように、「本当にそれって正しいの?」「それじゃおかしいのではないか?」という声を上げる人が出てこなければいけない。

つまり、人間だけが持ち得る理性と感性の両方を磨き、今こそ精神武装をしなければならないと思うのです。

そして、太平の眠りから多くの人が目覚めていく、そのときこそ“第二の明治維新”が始まるのかなという気がします。

 

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”泰平の眠りを覚ます上喜撰 たつた四杯で夜も眠れず”

黒船来航の際に詠まれたもの。上喜撰とは緑茶の銘柄である「喜撰」の上物という意味であり、「上喜撰の茶を四杯飲んだだけだが(カフェインの作用により)夜眠れなくなる」という表向きの意味と、「わずか四杯(ときに船を1杯、2杯とも数える)の異国からの蒸気船(上喜撰)のために国内が騒乱し夜も眠れないでいる」という意味をかけて揶揄している。

 
 

「聖徳太子と十九条憲法のこと」

2018-04-14 22:38:37 | 言葉と言霊

「聖徳太子と十九条憲法のこと」

    菊花紋章 に対する画像結果   

聖徳太子が遺したものと日本民族としての自覚について、下記著書より抜粋させていただきます。

日月地神示ひつくしんじ 黄金人類と日本の天命

 著:白峰聖鵬 明窓出版

 

「…そして次は、「聖徳太子と十九条憲法」のお話です。聖徳太子の十七条憲法は、地球の法則で作ったものではないのです。実は、17の1は北極星で、7は北斗七星なのです。すなわち、天の法則に則って作ったのが、十七条の憲法なのです。

でも、本当は17で終わりじゃないんですね。18条と19条もあるのです。18条は「数霊学」ですが、19条は「国体」です。19と言う数は、先ほど、「常立(とこたち)」と言いましたが、常立の数です。常立の19条は国のありかたを説いているのです。

聖徳太子の予言書には、数霊学と国体が未来記として隠されています。未来記の中には、2020年に世の中が全部ひっくり返って、ミロクの世になりますよと書いてあるのですが、面白いのは、フリーメースンのヨーロッパのロッジに行きますと、そこには2020という数が看板に書いてあるのです。2020年にこの世が終わるというコードなんですね。(そして新しい世の中のシステムが現れると)

量子コンピューターの未来学でも2020という数が書いてありますが、これはすべての太陽系の入れ替わりを表わしているのだそうです。つまり、聖徳太子の時代にはすでに、2020年にこの太陽系と地球が大変革する事が解っていたのです。

凄いことだと思いませんか。(太陽の暗号、太陽フレアによる地球大変化を知っていました)

なぜ、解ったのか?それは、数霊学で計算したからです。この18と19の予言書は一切、表に出てきていません。だから17条の憲法で止まっているのです。

ご存知の方も多いと思いますが、聖徳太子は、三人いたのですよ。秦河勝と大友忍(しのび)という人が中心になって聖徳太子の役割をやったのです。日本で初めての情報機関の忍者が大友忍で、忍者の発祥となる人です。(同時に10人の話を聞けたのもその為です)

聖徳太子の渡来人説がありますが、もう一人、青い目の聖徳太子がいたのです。

日本人じゃなかったんですね。あるところに行きますと、イエスキリスト、イコール聖徳太子になっています。イエスは馬小屋で生まれ、聖徳太子も厩戸の皇子と呼ばれていますね。

問題は聖徳太子の遺したものですが、実はユダヤの「カバラ」が基になっているんですね。だから重要なのです。

じゃあ、なぜ、カバラが日本にあるのか?日本とユダヤは実は同祖という話もありますが、本当は同祖どころか、まるで同じ民族なんですね。その証拠に、カバラの生命の樹と、富士と鳴門の仕組みは同じなのです。

ユダヤの流れを描いた、カバラの生命の樹の絵というものがありますが、菊の紋を囲んで種子と成樹が描かれています。この絵が正しければ、日本がユダヤの失われた民族ではなく、日本が純粋族で、世界中に渡ったと考えられるのではないでしょうか。そして、また日本に戻ったから、そういう伝説があるのではないかということになります。

その絵の中に描かれている菊花紋ですが、世界最古の文明と言われているシュメールも、菊花紋なんです。世界中の王族、王家はみな、菊の花を祀っています。

ある秘密の契約書があるのですが、その関連から継承された儀式で使う紋は、三つあります。一つは菊花紋、それからケルトの丸十の紋、イスラエルのダビデの星、これは、世界中の王族が使っているのです。

つまり、元は一つだということなのです。では、その元は何処か?

僕は日本だと思います。(中国で焚書坑儒ふんしょこうじゅしたのは日本が世界の中心という歴史を消すため)

面白いのは、イスラエルで祀っている神様は国常立大神なのです。伊勢神宮の神様は、もしかしてあちらの神様じゃないか、という議論もありますが、あちらで神様と言われている方が、国常立大神であるとはどういうことか? つまり、日本の神様をあちらで祀っていることだと私は思っています。(ヤーウェ神)」

      菊花紋章 に対する画像結果

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現在2018年で2020年は東京オリンピックが開催されることになっていますが、はたしてどうなるか。未来記の中には、2020年に世の中が全部ひっくり返って、ミロクの世になりますよと書いあるそうですが、現在の世の中の様子から観て、現実はもうすこし先に延びるように思います。ただし、大難を小難に変えることは日本人、一人ひとりの覚醒度により違ってくると思われます。

 


「真の日本が復活する」

2018-04-02 18:47:06 | 言葉と言霊

「真の日本が復活する」


         

いま憲法九条改正にあたって、自由民主党の国会議員4百5人の中に、

ざっくり二つの大きな流れがあるという。(月刊Hanada5月号青山繁晴のエッセイより)

それは「敗戦後の七十三年はおおむねこれで良かったんだ」と考えている

立場と、「敗戦後の七十三年には大きく深く間違ったところがある」と

考える立場の二つだという。もちろん青山氏は後者ですが、私も同じ後者の

立場です。詳しいことは省略しますが、敗戦から立ち上がってきた今日の

経済をみればそれなりに良くやって来たといえるかもしれませんが、

自衛隊の問題、拉致被害者問題を長く積み残し、他人事のようにしてきた

多くの日本人、政治家、官僚たちがいる。

私も数年前まではその一人でしたが、振り返ると日本はバブルの崩壊、

長期デフレを経験し、湾岸戦争に阪神淡路大震災、オウム真理教事件、

9・11テロにアフガン戦争、そして東日本大震災といろいろなことが

ありました。そして現在北朝鮮の核の危機や中国による日本潰しが

迫っています。むしろその火中にいます。

しかし、約60%の日本人がお花畑状態、火宅の人といわれます。

百田尚樹著作の「カエルの楽園」状態にいます。

戦後に奇跡の復活を遂げたと思われた日本はあくまで、”属国“としての

日本であり、本当の日本の姿ではありません。

世界観、歴史観を見直すときが今来ています。

間違いなくガイアの法則からしても地球は立て替え、立て直しが

やって来ています。

これから増々激しくなっていくでしょうが、真正なる日本国が本当に

復活し、浮上した暁にはあらゆる価値観がひっくり返るときです。

それまでは一時的にカオス状態に陥るかもしれません。

避けては通れない道かもしれませんが、大難を小難にすることは

できるという。それは一人ひとりが目覚めるということです。

日本の本当の底力が甦るのはこれからであり、真の日本の復活を

目指さなければならない。それが日本に誕生した役割でもあります。


             



新年を無事迎えられましたことお慶び申し上げます。

2018-01-03 19:38:08 | 言葉と言霊

 新年を言祝ぎお慶び申し上げます。

今年からは増々、緊張感を持って一時一時を大切に悔いなく

生きることを心に誓います。

誰に誓うのではなく、自分の胸の奥の真心に素直に生きます。

笑顔と愛をテーマに。

 

 

 

 

 


天皇陛下のお言葉にアメリカが泣いた!

2017-11-13 15:04:00 | 言葉と言霊

「天皇陛下のお言葉にアメリカが泣いた!」

私たち国民は、昭和天皇のことを通り一遍のことしか

知らないのではないでしょうか?

あるいは間違った史観に囚われて、頭の固い、思い込みで

これまで生きてきたのではないでしょうか。

先の太平洋戦争(本当は大東亜戦争)の終戦後はGHQの

指導の下、半植民地のような日本国となってきていました。

昨今は隠れていた情報も調べれば出て来ています。

閉ざされた世界から日の当たる世界へ向かっていく、新しい国へ、

正確には本来の日本国を取り戻す時代に入ってきています。

今上天皇の御譲位が決まったことにより、改めて天皇とは?

その本当のお役目とは?などに気持ちが動きました。

あえて昭和天皇のことを知りたいと思いました。

動画を見つけましたのでご紹介いたします。

心の琴線に触れる方もおられることと思います。


 

天皇陛下のお言葉にアメリカが泣いた!

ホワイトハウスでの公式歓迎晩餐会でスピーチ!

アメリカ国民も認めたその内容とは…

 

世界最強天皇陛下の権威 世界最強天皇陛下の権威

 

2017/07/21 に公開

当時(昭和50年頃)、天皇陛下に対するアメリカ国民の反応は無関心というものが多かったです。ただ、この時期、天皇陛下が訪米時に語られた御言葉により一変しました。アメリカ国民の心を動かした天皇の陛下とはいったいどんなものだったのか。それは、ホワイトハウスでの公式晩餐会でのスピーチでした。アメリカ国民が認めたその素晴らしいスピーチの内容とは…。

 

https://youtu.be/8Vew2IHmwBw?t=4