他人の視線で生きていませんか?
私たちの多くは自分の考え、自分の判断で生きていると思っていないでしょうか。
実は、常に他人の視線を気にして物事を決めている傾向があるようです。
子供のための良い学校、良い服装、自動車、マイホームなど
他人と比較して少しでも良いものを借金をして見栄を張っていないでしょうか。
隣の芝生は良く見える、という言葉があります。
近隣、会社の同僚、後輩、女性、男性の眼を意識して無理をしていることが
多いように思います。
一般的な身だしなみのエチケットとして気にすることは、人間として
大切です。
しかし、自分の「足るを知ること」を忘れて生きていると
いつか破たんが起きるようです。
結婚でも、顔やスタイル、収入などで決めていますと、ゴールインした後、
こんなはずでは無かった、と後悔し我慢できずに離婚になるケース。
芸能人がそのひな型を見せてくれているようです。
また、他人の視線がことごとく気になり、家を出られなくなり、
引き籠りになるケースや、他人が自分のことをどう思うか気になって、
卑屈になっていることもあります。
昔から「分を知る」という言葉もありますが、今は何でもカードで支払うことが
出来ますのでつい、身分不相応の買い物をしてしまいがちです。
見栄や世間体ばかり気にして、本当の自分を生きていないと、
何時かいきずまり、絶えずストレスで心身が早く傷んでしまいます。
せっかくこの地球に生まれてきたのですから、余分なストレスは
極力無くして、人間としての各個人の学びを思う存分経験して
本来の寿命を生き切りたいものです。