No 811 文化から見る西洋医学8

複雑系において、身体内外のエネルギー交換が行われていますが、これは情報の交換ともいえます。身体の内外の情報交換を五感を通して行われています。

現代社会では情報化が進み、江戸時代の１年分の情報を現代では１日で知りえることができるといわれます。はたして、現代人の脳はこの莫大な情報を消化しているとは疑問です。

有名なタレントが「○○食品は健康にいい」とテレビで放映すれば視聴者はその情報を信じて「思い込み」で買ってしまいます。健康に良いと「思い込み」食べます。捏造とわかると批判します。実に勝手な情報処理といえると思います。

現代の情報化社会では、あらゆる情報は調べることができますが、どれが正しいかは判断しかねます。あまりにも情報過多のために「処理能力」がついていけないのではないでしょうか。「情報の消化不良」とでもいえると思います。

身体内外のの情報は五感を通して中枢系に行きます。中枢系の「脳」は「可塑性」といって粘性（柔軟）てきなものです。粘土と同じで外圧によってへこんでしまうと凹んだままになります。

脳細胞も「情報の記録」として、その情報は「良いもの」「わるいもの」全て記録します。これが曲者で悪さをして身体を困らせています。常に生命の身体内外の情報交換は行われて、いい情報も、悪い情報も知らず知らずのうちにしっかりと「脳」に記録されています。・・・続く

拳骨

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