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【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

NO 820 眩暈

2008-06-25 | 感情ストレス
車をバックでして車庫に入れようとして眩暈がしてぶつけてしまった患者さん。後ろを振り向いたり、下のものを取ろうとして頭を下にすると眩暈がして倒れそうになるという。

アドソンTで陽性反応がでます。頚部から頭部への虚血性の問題と考えることもできます。肩こりや胸鎖乳頭突起、斜角筋などの過緊張 でも陽性反応がでます。

後は、三半規管の問題も考えれます。検査では虚血性の問題も陽性、半規管も陽性反応がでました。さて、皆さんはどんな仮説を立てて治療計画と立てるでしょうか?

このような症状で、診療を受けに行く機関ごとに診断名や治療法に違いがあるということが現実としてあるのです。例えばカイロにいくと頚部の骨がずれていつから頚部の筋肉が緊張しているから。首をボキボキ。もちろん頚部には位置感覚の受容器があるのでうまく行くと改善することもあります。

耳鼻科では耳鳴りはどうですか?と聞かれ少しありますなどと答えると「メニエル」などと診断されて薬を山ほど処方されます。内科ではたぶんストレスからくる自律神経失調症などと診断させることもあります。

整形外科(眩暈だけではあまり行かないか)では、たぶん筋骨格系の問題でレントゲンを撮って「首の骨がずれている」「血流が悪い」といわれるでしょう。

脳外科ではMRIを撮って脳に病理的な問題が無いか見ます。病理的な問題がないとお手上げです。眩暈一つとってもいく先々で診断が違うのは致し方ないと思います。それぞれの専門知識でしかみないからです。

それぞれの専門知識でみますので全て間違いではありません。しかし、専門的知識でみてもなかなか改善しないことがあります。あまりにも詳細な専門知識で生命を見るため各系のつながりが見えなくなっているようです。

さて、この患者さんは4回の治療で改善しました。小生の診たては仕事や人生のストレスが原因で先行きへの不安などがありました。ストレスによって自律神経が乱れていたことは間違いないようでした。

頚部筋肉の緊張、自律神経の乱れ、骨のずれいずれも結果でした。眩暈も結果でした。検査は結果を見るようなものです。本質的な原因を見つける検査は難しいものです。

拳骨

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