昨日の新患。交通事故で3ヶ月立って、いまだ頚部から背部にかけて痛みがある。整形外科から転移してきた。
症状は夕方になると頚部から背部にかけてだるさと痛みが出てくる。交通事故はこれで2回目である。前回の事故から肩こりやだるさが酷くなり、追い討ちをかけるように今回の事故で更に酷くなったらしい。
治療は一般的な整形外科での頚椎牽引、電気(温熱)、シップと当たり前の治療である。これを3ヶ月間続けていた。改善の兆しが無くCCRKに転移してきた。
検査をしてみると、所謂ムチウチによる頚椎の構造由来の症状とは関係がない。その他の症状の併発している。浮遊感などがある。患者さんはムチウチなどは頚椎の構造(頚椎の関節の歪み、ズレ)と思っていることが多い。
先ずレントゲンをとりズレがあるかないかを確認ずることから始まる。お医者さんもズレを悪者にする。但し、このズレを何を基準にズレと判断するのかあいまいである。よって、エビデンすに則った診断とは言いがたい。
しかし、面白いことに裁判などではレントゲンを証拠として採用することもある。いつの間にか交通事故の痛みは全て骨格の構造のみになってしまったようだ。ここですでに大きな間違い犯している。
痛みを軟部組織に向けていない。ムチ打ちの患者さんなどは胸鎖関節乳、斜角筋などが問題となっていることが多い。左右比較して見ると明らかに違う。構造由来のカイロプラクターは頚椎のズレが軟部組織の問題を引き起こすと考えるが、卵が先か鶏が先かで議論に収拾がつかなくなる。
軟部組織と考えると治療が簡単である。軟部組織はどうやって働くか考えれば簡単である。構造と考えて正しい位置にズレを治さなくてはと考えると帰って難しくしているのでは・・・。
拳骨
症状は夕方になると頚部から背部にかけてだるさと痛みが出てくる。交通事故はこれで2回目である。前回の事故から肩こりやだるさが酷くなり、追い討ちをかけるように今回の事故で更に酷くなったらしい。
治療は一般的な整形外科での頚椎牽引、電気(温熱)、シップと当たり前の治療である。これを3ヶ月間続けていた。改善の兆しが無くCCRKに転移してきた。
検査をしてみると、所謂ムチウチによる頚椎の構造由来の症状とは関係がない。その他の症状の併発している。浮遊感などがある。患者さんはムチウチなどは頚椎の構造(頚椎の関節の歪み、ズレ)と思っていることが多い。
先ずレントゲンをとりズレがあるかないかを確認ずることから始まる。お医者さんもズレを悪者にする。但し、このズレを何を基準にズレと判断するのかあいまいである。よって、エビデンすに則った診断とは言いがたい。
しかし、面白いことに裁判などではレントゲンを証拠として採用することもある。いつの間にか交通事故の痛みは全て骨格の構造のみになってしまったようだ。ここですでに大きな間違い犯している。
痛みを軟部組織に向けていない。ムチ打ちの患者さんなどは胸鎖関節乳、斜角筋などが問題となっていることが多い。左右比較して見ると明らかに違う。構造由来のカイロプラクターは頚椎のズレが軟部組織の問題を引き起こすと考えるが、卵が先か鶏が先かで議論に収拾がつかなくなる。
軟部組織と考えると治療が簡単である。軟部組織はどうやって働くか考えれば簡単である。構造と考えて正しい位置にズレを治さなくてはと考えると帰って難しくしているのでは・・・。
拳骨