◆承認申請時データに誤り タミフルでロシュ社報告
記事:共同通信社
提供:共同通信社
【2007年12月11日】
厚生労働省は10日、インフルエンザ治療薬タミフルと異常行動の関係を、動物実験など基礎研究を通じて検討する専門家作業部会を開催。製造元のロシュ社(スイス)などは承認申請時に国に提出した動物実験のデータに誤りがあった事を報告した。
厚労省は「大変遺憾なこと。ほかに誤りがないかなど調査を指示した」とした上で、現時点では承認への影響はないとしている。
誤りが判明したのは、ロシュ社が実施した生後間もないラットへのタミフル投与による毒性試験の結果。生後7日のラットでは42日後に比べて脳内のタミフルの量が1500倍高かったとしていた。
しかし、今回の調査の過程で同様の試験を行った結果、以前のデータより著しく低い数値が出た。このため詳しく調べたところ以前のデータの計算ミスが判明したという。このデータは、2004年に承認された効能追加の際に、参考資料として国に提出されていた。作業部会ではロシュ社などが残る動物実験の結果を報告。厚労省は「中枢神経系などに大きく影響するとの結果は得られなかった」としている。 タミフルをめぐってはほかに臨床試験と疫学調査を実施。これらを基に厚労省は今月中にも異常行動との因果関係を判断する方針。
何かと騒がれるインフルエンザの薬である「タミフル」。インフルエンザの特効薬として何かと物議をかもし出している薬である。このデータに誤りが在ったことが解った。
ここのところ食品の賞味期限や張替えや、生産地や原産地の捏造まで何を信じていいのか迷うところだが、消費者としては調べる術もない。ただ企業を信じるしかない。インフルエンザにかかったら何が何でも「タミフル」患者さんは「タミフル」を信じてください。
拳骨
記事:共同通信社
提供:共同通信社
【2007年12月11日】
厚生労働省は10日、インフルエンザ治療薬タミフルと異常行動の関係を、動物実験など基礎研究を通じて検討する専門家作業部会を開催。製造元のロシュ社(スイス)などは承認申請時に国に提出した動物実験のデータに誤りがあった事を報告した。
厚労省は「大変遺憾なこと。ほかに誤りがないかなど調査を指示した」とした上で、現時点では承認への影響はないとしている。
誤りが判明したのは、ロシュ社が実施した生後間もないラットへのタミフル投与による毒性試験の結果。生後7日のラットでは42日後に比べて脳内のタミフルの量が1500倍高かったとしていた。
しかし、今回の調査の過程で同様の試験を行った結果、以前のデータより著しく低い数値が出た。このため詳しく調べたところ以前のデータの計算ミスが判明したという。このデータは、2004年に承認された効能追加の際に、参考資料として国に提出されていた。作業部会ではロシュ社などが残る動物実験の結果を報告。厚労省は「中枢神経系などに大きく影響するとの結果は得られなかった」としている。 タミフルをめぐってはほかに臨床試験と疫学調査を実施。これらを基に厚労省は今月中にも異常行動との因果関係を判断する方針。
何かと騒がれるインフルエンザの薬である「タミフル」。インフルエンザの特効薬として何かと物議をかもし出している薬である。このデータに誤りが在ったことが解った。
ここのところ食品の賞味期限や張替えや、生産地や原産地の捏造まで何を信じていいのか迷うところだが、消費者としては調べる術もない。ただ企業を信じるしかない。インフルエンザにかかったら何が何でも「タミフル」患者さんは「タミフル」を信じてください。
拳骨