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【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

NO 327 スポーツカイロプラクティック

2006-06-20 | スポーツ障害
スポーツの現場にカイロプラクティックが普及し始めている。いいことである。スポーツとカイロプラクティックの関わり方は、先ず、痛みをとること。

障害の予防。パフォーマンスの向上が上げられる。痛みをとる治療は当たり前で、取れなければどんな治療も意味ない。あえてカイロプラクティックだけでなくてもいいのである。

身体の機能的障害にはマニュアルアジャストも西洋医学よりは効果的であることは事実である。また、関節可動域の改善? ということを目的としているのならば効果的と言っていい。関節可動域の改善が障害予防になると考えるならなるのだろう。

AMCTやカイロ神経学をスポーツと関連つけると、今までのスポーツのパフォーマンスの向上に面白みがでてくる。AMCTは神経機能異常をみつけだし改善する手法である。横系(反射)、縦系(脳)の神経機能を重視した治療である。骨がずれた、歪んだレベルではない。

運動に関わる重要な働きに「姿勢の制御」がある。運動はスポーツだけでなく、日常の生活でも重要である。この「姿勢の制御」が神経機能異常で不具合が生じることがある。もちろん気質的な病気が原因のときもある。

スポーツにおいても「姿勢の制御」が機能しないとパフォーマンスに大きな影響を及ぼす。選手は競技中に体験していることがあるが、その不具合を神経機能異常とは捉えていない。ただ、切れが無い、体が思い程度に考えている。中には調整ミス、不足などと表現する。

姿勢を制御に関わるのは、小脳、前庭、半規管、関節受容器、視覚、圧受容器などの体性感覚と運動系の統合と連絡が機能しているかが重要になってくる。この連絡が機能しなくなるとパフォーマンスが低下する。

ゴルフのスイングを例に挙げると、右下がり、前下がりなどの地形の傾斜でのスイングが問題になる。苦手な傾斜が出て来る。次に、トランポリンや体操の空中での回転運動にも影響する。野球のバットスイングでは極端なダウンスイング、アッパースイングなど。例を挙げたらきりが無い。これらを改善するのがまさしく「スポーツカイロプラクティック」である。

拳骨




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