木更津で整体、カイロで肩こり、腰痛、スポーツ障害の自然療法の専門家が施術するCCRKです

【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 959  神経機能(思考)改善でパフォーマンス13

2009-04-16 | PCRT(心身条件反射治療)
歩行時の筋肉の収縮形態が異常な場合、身体運動にどのような問題が発生するか。これは小生が高校野球のコンディショニングを担当していたときの経験や、臨床上の症例などにみられる。

短距離ランニング時などに上肢と下肢のバランスが取れず腕の不利が悪く歩幅は狭く、下肢の回転運動がスムーズに行かない。結果タイムのロス。このような選手を目を閉じて歩行させると左右のどちらかに偏って歩く。左右の歩幅が一定でなくなる。施術後は真っ直ぐ歩ける。タイムが1,2秒アップする。

ピッチャーの投球動作にも影響する。腕の振りが悪くボールコントロールが悪くなる。スピードがでない。肩関節、腰の回転、股関節、膝関節、足関節と協調性が無くなっている。当然、ボールを長く持つことができずボールにパワーが乗らない。

ゴルフやバッテゥイングのスイング動作。股関節のためができず開きが早くスライスになったり、アウトコースのボールが打てない。また、このタイプの問題はゴルフもバッティングも共通していえることはヘッドアップが早く頚反射が機能が低下して、上肢、下肢の筋力が極端に低下してしまう。

このように身体運動に重要な「反射システム」が極端に機能低下してパフォーマンスには大きなマイナスになる。パフォーマンスの低下だけでなく、筋肉の緊張も強くスポーツ傷害の発生要因になる。

ここで、腕相撲をして体験してみるといい。一方の選手は腕相撲するほうの手(相手と握っている手)を見つめる(右手で組む場合は首を右に向ける。)。もう一方の相手方は反対の方向(右手で組むときは首を左向き)握り手のほうをみない。

それぞれ首を右向きと左向きで勝負。さて、結果は? これは頚反射の体験です。首のむき一つで上肢の屈曲筋の働きが変わってしまう。力関係ではない。身体運動はこれらの反射システムを無視しては成り立たない。・・・続く

拳骨




最新の画像もっと見る