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【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 341 ルーズショルダー その後

2006-07-07 | PCRT(心身条件反射治療)
ルーズショルダーの野球小僧。昨日最後の来院である。小生の仕事はとりあえず終わった。すでに痛みはなく練習に明け暮れている。

試合は9日である。8日の開会式の翌日である。3年生の最後の夏に間に合って本人も笑顔が絶えない。

感情的ストレスもチェックする。投球動作に関しては反応しない。バッティングに多少反応する。「監督」「サイン」「指示」などが反応した。聞いてみた。「打席に立つと、監督のサインを確認するたびに上がってしまう。」

チャンッスに弱いタイプである。打順もそのような打順である。治療で開放する。反応が消えた。「なんか、打てそうな気がします。」気がするのではなく、打てる。絶対打てる。チャンスに打てるバッターになった。(そのようなバッターであることを期待する)

ルーズショルダーで10ヶ月もリハビリをして改善せず,そのまま野球教室やリハビリを続けていたら間に合ったのか。疑問でる。何より「ルーズショルダー」という宿命的な傷病名をつけられて「不安」を抱えて野球をやっていけるのか。疑問である。

新聞やマスコミで野球選手を取り上げるときに、安易にそのような傷病名を掲載し難治性の高い障害のような扱いは避けたほうがいい。選手は先入観を持つ。正しい治療を行うことで解決する。さほど難しい障害ではない。正しい治療とは何か? 治療かも考えるべきである。

拳骨


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2 コメント

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野球肘 (窪谷 正志)
2006-07-07 11:25:44
野球肘の子がよく来ます。内側は良いとして、この間は外側の中学生で、検査に回したら、離断性骨軟骨炎で半年の投球禁止と言われました。本人は大ショック

何とかしてあげようと考えています。(精神も含めて)

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Unknown (拳骨)
2006-07-08 09:06:12
骨折とか完全脱臼とか構造額的な問題の事実はいたしかないことです。しかし、人間は機械ではないので、構造重視の医療は「患者さんの心を無視」する傾向にあり、不安を駆り立てることがあります。



その不安から開放することによって、思わぬ効果が現れます。そういう医療を目指すことがこれからの代替医療だと思います。



代替医も西洋医学的な傾向が見えることもあります。そのような考えは西洋医学に任せておけばいいことで、代替医療は「生命の本質」的なことを追求していけばいいのではないでしょうか。



そのように考えると内顆も外顆も同じのように思います。頭を切り替えるのは難しいかな?
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