追加工作の九つ目は、車体側面のワイヤーの取り付けです。今回のキットにはワイヤーのパーツがありませんので、ジャンクから適当なパーツを転用し、ワイヤーの固定具については上図のモデルカステンのA-7「Ⅲ号突撃砲G型用小パーツセット」を使用します。以前に模型サークルの定期譲渡会にてゲットしたものです。
「Ⅲ号突撃砲G型用小パーツセット」の中身です。各種の留め金具のパーツが入っています。
今回のキットでは、御覧のようにワイヤー固定具の取り付け位置がモールドされていますが、劇中車のワイヤーはもう少し内側にセットされています。それでこのモールドは削り取り、その内側にモデルカステンのパーツを取り付けます。
モデルカステンのパーツを取り付けました。左右フェンダー前端と車体前端の増加装甲に上図のように取り付けました。
ワイヤーは、最近は上図のダイソーの100円の飯田水引をよく使っています。両端のホールド部はジャンクよりタミヤと思われるパーツをもってきました。
瞬間接着剤でチョイとくっつけて、ワイヤーが出来上がりました。
劇中車のシーンを参考にして、上図のようにワイヤーをセットし、瞬間接着剤で接着してマスキングテープで仮留めしました。こうすればワイヤーの曲げた部分がそのままで取り付けられます。
車体前部におけるワイヤーの取り付け状況です。
車体後部におけるワイヤーの取り付け状況です。
マスキングテープを外しました。いい感じで固着しています。
100円の飯田水引、なかなか使えます。タミヤやドラゴンのキットに入っている糸に比べれば、太さもあり表面がツルッとしていますので、ガルパン車輌のワイヤー類全般に似た雰囲気があります。
以上で塗装前の組み立て、およびガルパン仕様への九つの追加工作が完了しました。次は塗装を行ないます。 (続く)