うっそうとした木々の中、ぼくは走る。足元は石畳で道の左側は石垣が詰まれている。石垣の上には手入れされた植栽の琉球松が美しい。右側はなだらかな斜面に自然な木々が燃えたぎるような情熱で神聖なオゾンを発散する。まだ10歳にもならない、ぼくの体はこれからの成長に向けエネルギーを蓄えつつあり、走る早さも感じつつ、風切り音で自分の生命力を実感できる。
しばらく走っていると石垣の上から、ぼくに呼びかける声がする。
「おにいちゃん、これ」、と優しく投げてくれたのは缶ジュース。「あ、ありがとう」と言いながら突然のプレゼントに戸惑いながら上を見ると、まだ5,6歳ぐらいの小さな女の子が走り去っていく後姿がチラッと見えた。不思議な思いと、手の中にある缶ジュースを実感しつつ立ち尽くす。
「おとうさん、朝ご飯が出来ましたよ、起きてね」と声掛けされ渋々リビングに行くと、椅子に腰かけた妻がにこにこ笑いながら、こう話す。「お父さんの枕元に、これが有って懐かしくなって悪いと思いながら、さっき飲んじゃいました、ごめんね」
妻が持っていた缶ジュースを見ながら「ああ、飲んでいいよ、だって元々君が僕にくれたものじゃあないか」
はい、ここで本当に起きました。何を食ったらこんな夢見るのか、昨夜に戻ります。
候補Ⅰカキフライ
候補Ⅱアイナメ煮つけ
みなさまもお試しください。各々面白い夢が見れるといいですね。ついでに今朝の現実
朝9時前の中城インターチェンジで渋滞発生。後続車が突っ込んでこないか怖いね。
何とかして下さい~責任者。
よんでくれてありがとうございます。