LOVE&DESIRE

沖縄で頑張る爺バンドのブログだったがいつの間にか爺の独り言(涙)。

ERでの出来事

2014-12-05 08:08:12 | 日記

 おほほ、奥様、この7日間、背中が筋肉痛で痛い痛い、朝は普通なのに夕方になると、我慢できずにイブ錠などで誤魔化してスルーな私。でも、昨夜、イブ錠の薬効無く、とっても痛いのよ~。あまりの辛さに(1)死んだふり(2)痛みを無視(3)カラオケで誤魔化す(4)請求書を眺めるなどして、やり過ごそうかしらとトライしたけど効果無し。

 で、仕方がないので緊急外来のお世話になります。窓口で状況説明&「痛み止めの強い奴処方して呉れたら速やかに引き取りますゆえ、御配慮頂きたく存じます」と希望を伝え、しばし比較的空いている待合にて待機すれば、色々大変な皆様をお見かけします。まず、車椅子の女性、お薬だけ処方ください(あれ、どこかで聞いた様なセリフですね)と、持病のお薬(頭痛方面のようです)を受け取り帰ろうとするのですが、付添人(多分旦那さん)、激怒しつつ「あんた、馬鹿じゃあないか・・・」「そんなことでは・・・」などと説教&避難をしつつ、看護師さんに「この人、別の病院で脳腫瘍の疑いがあり検査を勧められていますが、お薬だけで検査受けようとしません。なんとかして下さい」と話しています。あ、とっても大声でしたので、嫌でも聞こえてしまいました。盗み聞きではありません。念のため。先行きが気になりますが、ここで呼び出され診察室へ。

 少しの検査でお薬貰い、痛みが止まれば宴会に繰り出そうと目論んでいる私に、若い緊急医師Y先生「レントゲン」「心電図」「点滴」「心臓エコー」「採血」とあれよあれよと検査の始まりで、ベツトに寝かされ点滴打たれた姿は重病人の風情。うぐぐ。

 あなたの生活習慣(酒、煙草、体脂肪、血圧等)から見て、ただの筋肉痛であると考えるより、もっと深刻に命に関わる病理、つまり、「心臓とか大動脈解離」を疑ってみるべきです。造影剤(MR)で血管の状況確認すれば一発で答えが出ます。やりましょうね」「造影剤のアレルギーで従兄死んだので嫌デス」

説得されて造影剤。

 それにしてもフレンドリーなスタッフの皆様でした。歩いて病院に来た元気な私に「折角病院に来たのですからベットに寝たままの移動を体験して下さい」とレントゲン室まで移動は傍から見れば、まごうことなき重病人風。

 レントゲン後、暇な点滴人生。ところが待合室方面で女性の唸り声が聞こえ、同時に診察室に数名の看護師「先生、Mさんがひきつけ、痙攣を起こしました」と報告しつつ診察室に入室。運ばれてきたベットで苦しむ女性、まぎれも無く先ほどの車椅子の方でした。しばらくして容体落ち着いたようです。

 事故で出血し担架で運ばれてきた「おぢちゃん」治療中は大人しかったんですが、点滴の針を刺す時に「痛いよ~痛いよ~」と騒いだのは笑ってしまった。わはは。

 クルクル回る機械で輪切りの私~。はい、息止めてね。

 全部の検査を終え「重大な問題はありません。これで、一安心ですね」とY医師に言われ、「今日やってはいけないことは?」「飲酒」と言われガッカリして、もっと痛かったのはお会計で、18000円だった事です。時間は午後9時半、飲みに行く資本金を失って、泣きながら帰宅。

 

医療関係者に敬意と感謝の心を込めて。

この日記をミユキさんへ 捧げます。

お持ち帰りした記念品。時計を保管してくれました。