快聴亭夢想録

オーディオやゲーム・アニメ等、インドアライフを擬人化した機器と語ります。 皆々様、笑って許して下さい。(^^;

データ救出強行軍!

2018年08月25日 | 御耳汚しのグダグダ話
黒侍「昨日はまたギリギリでゴザッたなぁ。」
戯休「本当だよ・・・。 朝からいくつものまさかが続いたけど、最後まで・・・。」
公女「それで、会社のパソコンが壊れたんだってっ?」
戯休「そうなんだよ・・・。 それはもう全く前触れもなく、文字通りのサドンデス。 出社して電源を入れようとしたら、画面は真っ黒だわ、ファンは凄い音を立てて回り続けるわ・・・。」
黒侍「画面も出ないとなると、どうにも手出しできないでゴザルな。」
戯休「で、ネットで調べたら、症状自体は色々考えられるにせよ、SSDの交換は容易なんて書いてあったから、蓋を開けたのさ。 最悪、データだけでも救出したいとね。」
公女「あはははははっ! その時点でもうきな臭いよねっ!」
戯休「保証はとっくの昔に切れてるし、ソニーに送ったところで初期化して帰ってくるのが関の山。 やむを得なかったと思っておきたい・・・。」
黒侍「やってしまえば後の祭りでゴザルしな。 で、それでは解決できなかったと。」
戯休「合うコネクタが無かったから、持込修理化の修理屋さんに持ち込んだんだ。 とにかく見てもらおうとさ。」
公女「それで、診断はどうだったのかなっ?」
戯休「恐らくマザーの故障だろうということ。 それだけにSSDは無事な可能性があるとのこと。 そしてそのコネクタは・・・嫌な時期のソニー製よろしく、とても採用例の少ない規格だったそうだよ・・・。」
黒侍「どのみち主殿一人では手も足も出なかったでゴザルな・・・。」
戯休「何がSSD交換は容易!だよ、某週刊PC系雑誌のウェブ版記事! 逆恨みしたくなったぜぇ・・。」
公女「どういう情報があろうと、蓋を開ければ自己責任だしねっ! 自分が悪いよねっ!」
戯休「まぁね・・・。 で、そこでの吸出しは匙を投げられてさ。 K県F市のデータ復旧業者が良心的だと紹介されたのさ。」
黒侍「フハハハハ・・・。 ただ投げ出すのではなく、その後の筋道を教えてくれるのはまだ好感が持てるでゴザルな!」
戯休「電話で機種名を告げて相談したら可能という事だったのよ。 とはいえ来週早い内にデータは使いたいし、送ってたらまた時間がかかるし・・・」
公女「そこで持込することにしたんだねっ!」
戯休「空いてるストレージも持ってね。 その日に渡すだけでも渡せれば、少しでも早く帰ってくる。 そら行くわ。」
黒侍「確認した後でゴザルし、安心でゴザルしな。」
戯休「そしたらさ・・・・実物見て『やっぱり出来ません』なのよ?! その時の俺のガックリ感といったら、半端なかったわ!!」
公女「どうして確認したのに駄目だったんだろうねっ?!」
戯休「同じ型番でも構成が違うと変わるとかなんとか・・・。 そうかもしれないが、だったら電話の時点で言ってくれよと。」
黒侍「で、やはり匙を投げられたでゴザルか。」
戯休「マザーの修理を試みて、それで救出できるかどうかだそうな。 金も時間も掛かり過ぎる。」
公女「そこまでになると、もうこっちもお手上げな気持ちになるねっ!」
戯休「腑抜け状態のまま車の中でスマホ検索してたら、別の業者で、その機種のSSDをあれこれしたってブログを見付けたんだ。 即電話したんだけど、総合窓口ではコメントできないという回答。 そこでその店舗に直接掛けたら、結構高額扱いになるけど何とかなるというお話でさ。 藁をも掴む気持ちでそこから秋葉原まで行きましたとも。」
黒侍「おお、それは中々の強行軍でゴザルな!」
戯休「最初の店までも結構渋滞したけど、そこから先はもう万年渋滞の道路だらけ。 ナビの予定時間の倍掛かって、閉店時間ギリギリに飛び込めた。」
公女「ラッキーだったねっ! これで一日稼げたよっ!」
戯休「途中、間に合わないと何度思ったか・・・。 もし間に合わなければ、翌日、つまり今日には改めて持っていかねばと思っていたところだった・・・。」
黒侍「で、吸い込みはどうだったのでゴザル?」
戯休「そこに行く前に、何度かその機種を依頼された上で、まずチェックしたいところがあるという事でお任せしてたら、何と画面が付いたのさ。 SSDを仮止めしたら、OSが起動もするし!」
公女「じゃあ、マザーの故障じゃなかったんだねっ!」
戯休「正直謎だよ・・。 最初にバッテリー抜いて機械的にリセットしようとしたけど、数時間経っても変わらないし、最初の店でもそれを試したけど、症状は変わらなかった。 ファンの掃除もしたけど、それでも変わらなかった。」
黒侍「一体どこをどうチェックしたのでゴザろうな?」
戯休「後ろ向きだったからわからない。 けど、仮に簡単なことでも、他が匙を投げたのにそれで何とかなったなら、それこそ飯の種、技術ってもんさぁ・・・。」
公女「良かったねっ! これで何とか丸く収まったんだねっ!」
戯休「最悪の事態は回避できたけど、問題はある。 いくつもの診断を経てバラされた俺のパソコンは、筐体にダメージが行ってしまい、蓋も容易には閉じれず、かつ不安定な状態になってしまったんだ・・・。 最早データを救出することを最優先にして、以降は使わないほうが良いというほどに。」
黒侍「最初のその店に行っていればとも思うでゴザルが・・・結果論でゴザルよ・・・。」
戯休「口火を切ったのは俺の分解だしね・・・。」
公女「じゃあもしかして、改めてパソコンを買わなきゃいけない感じかなっ?!」
戯休「そうなる・・・。 マジで勘弁してくれよ・・・・。」
黒侍「いつもならそういう時でもどこか楽しそうだったりするでゴザルが、今は心底まいっているみたいでゴザルなぁ・・。」
戯休「洗濯機を買ってから、それこそ間髪入れずだ。 ここでニヤリと出来るほど裕福じゃないわ・・・。」
公女「早くしないと仕事にも差し障るし、困ったねっ!」
戯休「こんなに嬉しくない検討も久し振りさぁ・・・。 今の俺を支えているのは、データが助かって良かったという事のみ!」
黒侍「・・・・何よりでゴザッたな。」
公女「良かったねっ!」
戯休「ぐふっ・・・・その通りなだけに気持ちが複雑すぎる・・・!!!」


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