真っ赤に焼けたアレ

戯休「今日は反芻ではなく研修旅行最終日について。 とはいえ、またバス内なんでいたく簡単にね。」
法師「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヘロヘロ・・・だな・・・・。」
戯休「そらそうですよ。 まあ予想通り過ぎるけど。」
女王「ゴルフの疲れが出ることは、やる前から明らかでしたしね。」
戯休「予想通りではあるけれど、その予想が最初から酷いものだったから、切ないけれども。」
旗本「旅そのものの疲れも普通に出る頃でもあろうしな。」
戯休「そっちは予想以上だったよ。 色々な相乗効果もあるだろうけど、疲れが出ることは全然取れないの。」
執事「二泊三日程度で困ったものですなぁ。」
戯休「一週間とかの旅行に昔から憧れ持ってたけど、俺もう無理かもしれん。」
公爵「はっはっは・・・・。 そういう場合は相応のスケジュールだろうからねぇ。 まぁその時はその時さ。」
戯休「でも、一番予想外で酷いのは、これだわ・・・。」
魔女「なんだいその真っ赤な腕は？！」
戯休「日焼け。」
法師「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・最早・・・・・火傷だな・・・・。」
戯休「そこまで日射しは強くなかったけど、ここまでのダメージを受けるとは・・・。」
魔女「昔から黒くならずに赤くなるクチではあったけどねぇ。」
戯休「今日は最初、半袖で過ごすつもりだったけど、急遽ジャケット羽織りましたよ。」
女王「更に酷くするわけにもいきませんし、多少暑くても我慢するしかないでしょうね。」
戯休「しかし、そうするとその肌に袖が擦れて物理的に痛いというジレンマ。」
旗本「・・・以降は気に止めて、日焼け止め等の対策を怠らぬことだ。」
戯休「流石は火の国というべきか・・・。 田舎もんに手痛い洗礼だったのだぜ・・・？」
執事「いえ、火の国も田舎もんもまったく関係ありませんがの・・・。」
戯休「何にせよ最終日。 後は最後の研修と土産購入をして買えるだけさぁ！」
公爵「さてさて、今日はどんなトラブルが起こるかねぇ？」
戯休「やめれ。 マジでやめれ！！」