NATSU物語

８月も過ぎようとしている。

ずっと会いたかった人達が、このところ次々と訪れてくれたGLASSONION。

やっぱり、僕にはGLASSONION。GLASSONIONが僕だったのだと今年は感謝することが多い。

９月からライブ活動を再開。

と言うより、これからは本気で音楽やることに決めた。

店主の照れをやめ、真面目に歌ってみよう。
そう自分に誓った。


日々と言う線上は、日々と言う点から成り立っている…

なんてカッコ良く過去を賞賛したいが、誰かに会いたくなる。
それが夏の終わりの風景なのかもしれない。

誰も乗らないバスが、けだるい夏の午後を行く。
麦藁帽子など、とうの昔に消えたのに、吊り橋の向こうにいる麦藁帽子の少年を僕はまだ待っているのだ。

今年もまた、８月に言い訳をせねばならない。

人間調子こくとろくなことがないから、腹八分目で謙虚にいよう。