「食事、運動、水分、これが便秘を防ぐ3大要素となります。
1.食事では、繊維質のある食材が有効と言われていますが、同じ繊維質でも、
1.2ゴボウやトウモロコシなどの不溶性繊維質と、
1.3こんにゃくに多いグルコマンナン、りんごや柑橘類に多いペクチン、海藻に多いアルギン酸などの水溶性繊維質があります。
1.2.1不溶性繊維質は、便を硬くする作用があり、便秘が重くなる場合があります。
1.2.2水溶性繊維質は、便秘にはポジティブな面しかありませんので、こちらを摂ることをオススメします」
1.3便秘は、腸内フローラも関連があるという。
「腸内環境が整っていないと便秘や下痢の原因になります。腸内環境を整えるビフィズス菌や乳酸菌を摂取するいわゆるプロバイオティクスによって、腸内細菌を変化させることは、便秘に有効であるとの研究もあります」
武神健之/日本ストレスチェック協会代表理事 構成/中森勇人)