世界標準技術開発フォローアップ市場展開

ガラパゴス化から飛躍:小電力無線IEEE802規格開発会議・・・への寄与活動拡充

19/8弧状列島,共助,認知症引き金物質除去する睡眠「黄金の90分」

2019-08-24 20:17:10 | 連絡
----------
西野 精治(にしの・せいじ)
スタンフォード大学医学部精神科教授
同大学睡眠生体リズム研究所所長も兼務。2019年5月、BrainsleepのCEOに就任。著書に『スタンフォード式 最高の睡眠』がある。
 ----------
 
(スタンフォード大学医学部精神科教授 西野 精治 構成=田之上 信 撮影=横溝浩孝)

私=西野 精治(にしの・せいじ)=は、最初のノンレム睡眠のことを「黄金の90分」と呼んでいます。睡眠時間が短くても、最初の90分でしっかり深く眠れれば、最高の睡眠がとれます。逆にいうと、最初の90分が浅い眠りのままだと、何時間寝ても質の高い睡眠にはなりません。
 
実は、この黄金の90分の間に、1日に分泌されるグロース(成長)ホルモンのうち8割が分泌されます。その成長ホルモンには、細胞の増殖や新陳代謝を促進させる働きがあります。年齢とともに衰える筋肉や骨を強くするのに欠かせません。成長ホルモンは中高年のビジネスパーソンにとっても重要なホルモンなのです。しかし、眠りが浅いと分泌が促されないので要注意です。また深い眠りには、免疫力の増強や自律神経を整えて脳と体を休めたり、アルツハイマーなど認知症の引き金になるとされる脳の老廃物を除去する働きもあります。