大手鉄道会社「南海だけ」営業黒字
<黒字公共交通事業=ライフライン製品=国内供給率160%、国内消費率100%、設計技術ブラックボックスレベル化公共交通事業商品海外輸出比率60%、一極依存ゆでガエル化回避(注1)、リスク分散多極メッシュ輸出NW構築、海外貿易収支黒字化寄与、国家税収寄与、国家財政黒字化寄与、保健・医療・介護・福祉予算財源増加、消費税軽減、貧富格差解消、三権分立・普通選挙・議会制・自由民主主義・人権尊重・議員内閣制弧状列島日本の継続的なGDP=消費+投資+政府支出+(輸出ー輸入)=増加、税収増、所得再分配、社会福祉予算増の繁栄に寄与か>
(注1.2)中国が「武器使用」「防衛作戦への参加」を明記の『海警法案』全文発表
【納得の理由】
<営業利益を事業別に見ると、運輸業は88億円の赤字だったが、不動産の営業利益は70億円の黒字だった。前期の75億円からは減らしたものの、運輸業のように赤字になることはなかった。ほかの事業についても流通業は21億円から7億円、レジャー・サービス業は16億円から6億円、建設業は5億円から3億円とそれぞれ利益を減らしたものの黒字は確保した。さらに連結調整が3億円のプラスとなり、トータルで営業黒字を維持することができた。 >
<■ホテル・流通の比重が小さい
南海はゴルフ場運営やボートレース施設の賃貸を行っているが、ほかの鉄道会社と比べるとレジャー業の比重は小さい。 南海も旅行業を行う子会社があるが、全体に占める比重は小さい。>
<■不動産は「泉北」買収も貢献
不動産業の売上高は243億円から434億円へと8割近く増えた。 一時的な売り上げしか得られないマンション分譲だけでなく、安定的に収入が得られる不動産賃貸業にも力を入れた。2018年にはなんば駅に直結する高層ビル「なんばスカイオ」を開業したほか、2014年に泉北高速鉄道とともに取得した東大阪市と茨木市でトラックターミナルや流通倉庫などの不動産が収益に貢献しており、今春には新たなトラックターミナルも開業した。これらの賃貸収入も業績に大きく貢献している。 >
<鉄道各社が発表した2020年度の業績予想を見ても、各社が軒並み営業赤字を予想する中、南海だけは45億円の営業黒字予想となっている。これもポートフォリオ構成(注1)の賜物だ。>
(注1)リスク1極集中からリスク多極メッシュ分散か
金融・投資用語としてのポートフォリオは、現金、預金、株式、債券、不動産など、投資家が保有している金融商品の一覧や、その組み合わせの内容(株式の銘柄などまで具体的に)を指しています。
もう少し詳しく説明すると、投資家はリスク管理のために自らの資産を複数の金融商品として分散することがあります。このリスク管理については、よく「卵」と「かご」の話に例えられます。卵を1つのかごに入れてしまうと、そのかごが落ちたときにすべての卵が割れてしまいますが、1つずつ違うかごに入れておけば、たとえ1つのかごを落としてしまっても、ほかの卵は安全です。このように、資産家もみずからの資産をさまざまな種類の金融商品に分けて投資することで、リスクヘッジを図っているのです。
この投資を分散させること、またはその分散の組み合わせのことを、金融・投資分野ではポートフォリオと呼んでいます。このポートフォリオを見れば、投資家がどのような金融商品をどれだけ保有しているかがわかるだけではなく、保有資産の分散の仕方からリスクに対してどのようなヘッジ(分散による備え)をしているのかが見て取れます。
特定の金融商品だけに偏った資産配分をすると、予測外の大きな市場変動があった場合、資産のほとんどを失ってしまうリスクがあります。それを避けるため、「さまざまな金融商品にバランス良く資産を配分しておいたほうがいい」というのがポートフォリオの考え方であり、最もリターンが大きくリスクが小さい最適な組み合わせを探る「ポートフォリオ理論」が研究されているのです。
転職用のポートフォリオにおいても、「自分が最もアピールしたい作品」だけを集めるのではなく、自分という人材の価値を最大限にアピールでき、どのような経験やスキルを持っているのかを余すことなく伝えられるよう、幅広いジャンルの作品をバランス良く集めるべきではないでしょうか。どのような作品を、どれくらいの割合で提示するのか。そのバランス感覚も、採用担当者があなたという人材の価値を評価する、ひとつのバロメーターとなるでしょう。
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2020/12/07 05:10
上場するJR、大手私鉄各社の2020年度第2四半期決算が11月までに出そろった。新型コロナウイルス感染拡大の影響ですべての会社の売上高が大きく減少した。
減少率が最も大きいのはJR東海で前期比6割減。4月から9月にかけては在来線の通勤需要に比べ、新幹線の主な利用目的である出張や観光といった長距離需要が打撃を受けた。そのため、新幹線への依存度が高いJR東海にその影響が大きく出た。同じくJRではJR東日本やJR西日本も売上高がほぼ半減した。大手私鉄各社の売上高は2割減〜5割減と、会社によって差が開いた。
営業利益も各社とも軒並み赤字となったが、黒字だった会社が1社だけある。それは南海電鉄だ。