By - NEWS ONLINE 編集部 公開:2022-11-29 更新:2022-11-29
辛坊治郎
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が11月28日(月)、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』に出演。
中国国内で広がりをみせる「ゼロコロナ政策」への抗議活動に言及し、デモが起こった背景について持論を述べた。
中国では26日から27日にかけて、北京や上海など各地で「ゼロコロナ政策」に対する大規模な抗議活動が行われ、急速な広がりをみせている。
警察当局が多数のデモ参加者らを拘束する動きも出ており、混乱が続いている。
この状況について辛坊は「今までこの種のデモは中国ではほとんど起きない。やはり、1989年6月4日に天安門事件
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六四天安門事件(ろくしてんあんもんじけん)は、1989年6月4日(日曜日)に中華人民共和国・北京市にある天安門広場に民主化を求めて集結していたデモ隊に対し、軍隊が武力行使し、多数の死傷者を出した事件である。第二次天安門事件。血の日曜日事件。
通常「天安門事件」と呼称する場合はこの事件を指す[1]
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を経験していますから」と切り出し「(天安門事件は)中国ではなかったことになっている。
中国のネットで“天安門事件”は検索したって出てこない。表示されない」と語った。
続けて「今の中国の若い人は天安門事件を知らないはず。知らないからこそだということもあるが、あの事件を知っている世代はみんな、共産党政権にはむかうと下手すると殺されるという意識があるから、おそろしくてデモなんかできなかった。
逆に天安門事件は中国国内でなかったことにされている。
それほどの恐怖を持っていない若い人も増えているのかもしれない」と、今回の抗議活動が起きた背景を分析。
全国各地で同時多発的に起きていることについて「このパターンをみると、誰かが仕掛けているんじゃないの?という気もちょっとする」と述べた。
天安門事件と比べると、今のところ静観を続けている中国政府の今後の動きについても注視が必要だと訴えた。
https://news.1242.com/article/402060