映画と読書とダイエット 

個人の個人による個人のための記録帳です。よしなに〜(^ν^)
忘備録のためおおいなるネタバレです




映画「愛と闇の物語」見ました

2023-02-26 07:01:00 | 2023年観た映画
2015年 



主演 ナタリー ポートマン
監督 ナタリー ポートマン
脚本 ナタリー ポートマン

😁

アモス オズの自伝小説が原作です。

ポーランド、ナチの迫害を逃れてイスラエルへ来た母親ファニア。
ポーランドに残った彼女の知人はすべて亡くなったらしい…。

旦那のアリーは学者さん?(図書館勤務兼ヘブライの学術的な本も執筆している)
で、まぁ…イケメンじゃないが、
いい人です。

とはいえ、何か結婚に問題があったのかもしれない。
旦那のおかーは、ファニアのボルシチに「まあまあ」といいつつも、
「甘すぎる!ユダヤ人じゃない使用人だってもっと酸っぱくつくるのに!ポーランドの料理はなんでも砂糖ばかりいれる」と文句言ってたし、
ファニアのおかーは、家にやってきて、
「あんたなんか置いてけば良かった」とか怒っていました。

イスラエルの建国が認められ、
ようやく俺たちの国がでけたーーー!
と、喜んだのも束の間…

すぐにパレスチナと紛争が起こり、
地下室での集団暮らし、配給生活になります。

それも終わり平和になりましたが、


今度はファニアが…
不眠症になって…
鬱やねん…



旦那も息子のアモスも献身的に世話しますが、

今度はハイテンション?
おしゃれ決めてアモスを迎えに来て、旦那と食事しましょ〜
困惑しつつも付き合いましたが…

すぐに鬱が…



ファニアは姉妹のいるテルアビブに療養に行くことになります。
テルアビブは気候もええし、ビーチもーあるでよ。
だがファニアはすぐに自殺してしまったのだった。

🤔

ファニアは文学少女で、
理想の男性をイメージしてたけど、
旦那は全く違う感じで…

🤔

ホロコーストの悪夢から生き延びたた主人公たちの物語からすれば、
彼女、両親姉妹もいるし、
理想じゃなくても優しい旦那と、
賢い息子いるし、
なんというか、
なんで鬱になるのかなぁ〜
って思えてしまい…

🤔

ましたが、
イスラエルの長い歴史そのものを
wikiでちらっと読んだだけでも、
なんというか、胸苦しい…気持ちになり、
彼女の鬱もジワジワ納得できるかなぁと思いました。

息子のアモスは、母の死後、家を出て、
農夫開拓者(労働シオニスト)、
結局、物語好きな母の本質を受け継いで、ジャーナリスト、作家として成功しました。


面白い映画をありがとうございました。