おかあちゃんの容態は、きびしいものになっている。
足も、動かない。なのに、トイレに行く。
私は、トイレのたびベットから起し、手を持って連れていく。
そして、下着を下す。
おかあちゃんには、「もういいんだよ。
行かなくても。ちゃんと下着は変えてあげるから。
その為の、パンパースだから。」
それでも、トイレの度に起きる。
そして、不自由な体で、トイレに行くと言う。
それが、可哀想で。
そんなに、トイレ トイレと言うが、パンパースはグッショリ。
日に何回も取りかえる。
それを、言うとおかあちゃんは笑う。
痴呆も急に進んでいる。
私が、台所をしていると、歩けない足でトイレに行こうとするが
洗面所に向かってる。
「どうしたの。どこへ行くの。」
私は強い口調で言う。
恥ずかしい。何で優しく連れて行けないんだろう。
そんな母に、早くと追い立て1人で行けと言う。
つい最近までの出来ごと。
後どれ位、一緒に居られるかわからないのに。
とにかく付き合おう。
トイレに付き合う位、何ともないじゃないか。
今は、そう思う。決して楽ではない。
悲しいけれど、考えたくないけれど、別れは
徐々に、近づいているのかな。
足も、動かない。なのに、トイレに行く。
私は、トイレのたびベットから起し、手を持って連れていく。
そして、下着を下す。
おかあちゃんには、「もういいんだよ。
行かなくても。ちゃんと下着は変えてあげるから。
その為の、パンパースだから。」
それでも、トイレの度に起きる。
そして、不自由な体で、トイレに行くと言う。
それが、可哀想で。
そんなに、トイレ トイレと言うが、パンパースはグッショリ。
日に何回も取りかえる。
それを、言うとおかあちゃんは笑う。
痴呆も急に進んでいる。
私が、台所をしていると、歩けない足でトイレに行こうとするが
洗面所に向かってる。
「どうしたの。どこへ行くの。」
私は強い口調で言う。
恥ずかしい。何で優しく連れて行けないんだろう。
そんな母に、早くと追い立て1人で行けと言う。
つい最近までの出来ごと。
後どれ位、一緒に居られるかわからないのに。
とにかく付き合おう。
トイレに付き合う位、何ともないじゃないか。
今は、そう思う。決して楽ではない。
悲しいけれど、考えたくないけれど、別れは
徐々に、近づいているのかな。